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2015年 09月 22日

安保法案成立の過程がカオスすぎてね

もう何ていうか、安保法案は安保法案成立の過程がうんざりすぎて、この国の政治家ってやっぱりダメなんじゃないのかしらん、と思うわけです。特に野党側。

まず、野党がひたすらレッテル貼りを繰り返している
・「戦争法案だ!」
・「徴兵制の始まりだ!」

なんていうのは、明らかに「言い過ぎ」なんですよね。安保法案の解説を眺めても、そんなこと起こりえません。国民の無知につけこんで、デマゴギーをばらまくのはどうよ、と。

大阪都選挙のころを思い出しますね。。。あれも反対派がピンときていない大阪民に、あることないことバラまいて混乱させていました。

そういう、混乱をばらまく戦術ってのが誠意があるとは思えないんですよね。。。

あと、レッテル貼りといえば「強行採決」って言葉ももうやめようや、と思うわけです。そもそも、野党側も対案出さずに「ケチのためのケチ」をつけまくっている状態なわけで、まともな話し合いになっていないのに。

で、その後の参院の採決はもう見事に最悪でしたね。女の壁を作って「セクハラだ!」とか意味不明なことしたり、議長監禁したり、取っ組み合いのケンカしたりね。

なんだこれって。

どうして、そこまで悲壮な覚悟でやるの。そもそも、これは「法案」でしかないのですね。

法案ってのは、後の法案で骨抜きにしたり、廃案にしたり、どうとでもできるわけです。郵政民営化法案も、民主党が政権とったら骨抜きにしてしまいましたよね。審議「数時間」で「強行」採決して。

でも、いいんです。それがルールだから。次に政権とって、法案をつぶせばいい。

なので、今回は選挙で負けた以上、しゅくしゅくと反対票を入れて負ければいいのです。もし、本当に国民が怒っているのなら、次の選挙で自民党が負けるわけですから。

で、民主党なり共産党なりが与党になって、骨抜き法案を作ればいい。それが政治という場でしょう。

なのに、あんな派手で、無意味な反対をする意味がわからないです。

わからない、というか、わかっているんですけどね。

結局、マスコミのカメラを通じての、国民に対するパフォーマンスでしかない、という。見てください! 自民党ってこんなにひどいんですよ! 政治屋だなあ、としみじみ思うわけです。

そんなのやりたければ、時代劇でもやってろ。

野党はゴミで、もうマジで議席数減らせよ、参議院消滅させろよ、と思うわけですが、与党は与党で「国民はどうせ忘れる」なんて、たわけたことをぬかしているわけです。

まあ、でも、これは言われても仕方ないかもね。。。確かに、国民は忘れすぎる。そのときの感情で選挙の帰趨が動きすぎる。持続的な怒りを持てよ、とは思います。

まあ、持ったところで、受け皿が民主党じゃ、選択肢は事実上ないようなものですが。。。


今回の安保法案、登場人物みんなが他人の話を聞かないわ、論点ずらしの議論をひたすら繰り返すわ、感情をぶつけまくるわ、国民をアジテーションしまくるわでいい加減にしろ、と言いたい状態です。

そもそも、今回の安保法案を評価するポイントなんて、たったひとつしかないでしょう。

違憲かどうか。。。ではありません。

憲法解釈によっては強引でも通るのであれば、これは感性の話なので、水掛け論の域を出ません。時の政権がそれをしていいのか、というのも、時の政権が国益を重視して解釈を変更して何が悪い、というのを打ち崩すには足らない。それを論じても、それは出口のない迷路でしかない。

なら、何を軸にするべきか。

従米するか、しないか。

それだけです。

もともと日米同盟は「軍事的にアメリカは日本を助けるが、日本はアメリカを助けない」という奇妙な関係性によって成り立っていました。

今回の安保法案は、特定状況下において、日本がアメリカを軍事的に助けるケースができた、ということです。

利己的に考えるのなら、憲法9条を盾にふらふらし、「いやー、やりたいんですけど、やれないんですよねー、うししし」と言っていたほうが安全で、日本にとっては得でしょう。

それを踏まえても安保法案を通すということは、アメリカに誠意を示し、従米の気持ちを示す、ということです。反対するということは、アメリカと距離を置く、ということです。

ただ、世界が中露と米の微妙な対立関係に収束していく中、日本にアメリカと距離を置く、という選択肢があるのかな、という気もしますが。

これからも世界最強の軍隊という番犬を飼うのに、必要な踏み絵がこれならば、踏むしかないんじゃないですかね。。。

反対派が示すべきなのは、従米によらない日米同盟の発展方法、あるいは日本の国防施策でしょう。
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by netnetnet_78 | 2015-09-22 11:22 | 雑記