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2007年 04月 04日

ハケンの品格2は10月放送らしい

ソースは以下。

篠原涼子 今から問われる「女優の品格」 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/ryoko_shinohara/story/01gendainet07022459/

視聴率女王の篠原涼子が仕事の忙しさもあって、
最近は、現場でピリピリしているというニュース。

篠原涼子の態度は、まー、視聴者的にはどうでもよい。
それより、以下の文章に目がとまった。

> 日テレはあまり間をおかずに7月クールの放送を
> 望んでいましたが、篠原とスケジュールが合わなかった
> ため、10月クールでまとまったようです

これ、ハケンの品格に関する話である。
キタワア:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:

ハケンの品格2は10月に放送。
これはこれは、今から100万回、
録画を予約しておかないとね。

確かに、終わりかたが次回に続くような
終わり方だった。あるのかなーとは
思っていたが、まさか、ここまで早いとは。。。

途中、だいたい7話あたりから、急激に話の
トーンが変わったのは以前、書いたとおり。

そのあたりから、うまーく構成はしているし、
面白いのだが、ところどころ急こしらえで
苦しい部分が見えていたのも事実である。

そのころには「ハケン2」を意識した
作りと伏線を準備していたんだろうね。
これでスッキリしたよ。

おそらく、ラストは契約満了後ではなく、
里中の左遷の話をもってくるつもりだったと推測する。

ただ、ハケン2を作成するために、左遷話を
コアにして話の構成を変更したのだろう。主な
追加点は東海林が代わりに左遷になるところ。
たぶん、ココは当初の予定にはなかったはず。

急決定なのに、破綻しないように
うまーく話を整えた脚本家はエライね。
実際はどうか知らないけど。

さて。ハケン2であるが。

私的には7月クールがよかったな。
大前春子の夏服を見てみたかった。

冬の話だったので、ポンチョみたいな
怪しげな上着+トックリ・セーターで
独特なシルエットを構築していた。

アレはアレで、実に個性的でよかったのだが、
まー、夏服も見てみたいものだ。薄手の夏服で、
どう大前春子らしさを出すのか。そこを見たかった。

ああ。
あのポンチョみたいな上着ほしい。。。
売ってるのか。。。アレ?
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by netnetnet_78 | 2007-04-04 22:20 | テレビ番組
2007年 03月 25日

テレビ番組「春のドラマはなにをみよう?」

はやいもので、もう春のドラマがはじまる。
そんなわけで、見るのをチェックしよう。

============================================

・セクシーボイスアンドロボ(火10)4/10~

七色の声を操る14歳の少女とロボ好きの
オタク青年が主役のスパイものらしい。

いまいち、この二人がスパイをするという
展開が想定できないのだがなー。話が見えないので、
ちょっと見てみたくなった。期待はしてない。

・特急田中3号(金10)4/13~

鉄道マニアたちのラブコメらしい。
鉄道マニアという世界観が興味深い。
あと、栗山千明が出ているのも。

栗山千明というと。。。
 ・エヴァのカヲルくんが好き。
 ・カッコいい人はアニメにはいるが、リアルにはいない。
 ・休みがあったら一日中ゲームをしていたい。

などと公言するバリバリの腐女子である。今の
自称ヲタアイドルなど足下に及ばない風格がある。

かなりの筋金入りっぽいのだが、逸話が有名で
ないので、今のヲタブームに乗り切れていないのが
少し残念なところである。

・生徒諸君!(金9)4/20~

あんまり興味はないんだが、
堀北真希と内山理名が出ているのでね。。。

この二人といえば、それぞれ、
「嫌われ松子」と「鉄板少女」で玉砕し、
華麗なる経歴に傷を付けてしまったお二人。

さすがに2連敗するわけにはいかないので、
このドラマでは頑張ってもらいたいものだ。

・帰ってきた時効警察(金23)4/13~

どこか間の抜けた警察官たちが、時効を
すぎた事件を追い掛ける話。以前、好評だった
時効警察の続編である。

全体的にただよう、ゆる~い感じやら、
アホらしい雰囲気で油断させておいて、
意外としっかりとミステリを作ってくる。

なので、期待かな。こいつは鉄板。

・ライアーゲーム(土23)4/14~

ライアーゲームという謎のゲーム。1億円を
奪い合う、というお話らしい。

設定は面白そうなので、うまくサスペンスフルに
描いてくれれば面白そうである。

============================================

だいたい、こんな感じかなー。

あ~んまり今回のドラマは、すごく期待できそうな
やつがないんだよねー。。。私的には時効警察以外は
それほど期待していなかったり。

前々回のようにすべてハズすと不安なので、
保険として、もう少し録画しておこうか。。。

ところで、ブログで人気の鬼嫁日記の2もやるらしいが、
今度は、リーマンじゃなくて銭湯が舞台らしい。それ、
すでに鬼嫁日記と関係ないんじゃないかねえ。。。
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by netnetnet_78 | 2007-03-25 23:04 | テレビ番組
2007年 03月 15日

連ドラ感想「ハケンの品格・最終話」寂しがり屋が降りてきた

> ハケン弁当の本当の値打ちは、こういう賞ではなく、
> 正社員とハケン社員がひとつとなって、数々の困難を
> 乗り越え、力を合わせられたことです。

いよいよ、最終回を迎えたハケンの品格。
今回は「契約終了後の話」になっている。

あー、なるほどねー。と思った。
ハケンのドラマである以上「契約終了後の話」に
1話をさく。そういう構成も「アリ」だろう。

今回のテーマはコレである。
・ハケンとしての生き方。森美雪と大前春子の場合。
・大前春子と東海林のゆくすえ。

契約終了前に森美雪も大前春子も延長を打診されるが、
結局、二人とも断ってしまう。それは同じ理由による
ものである。

曰く「長くいると別れがツラいから」

森美雪は、いずれ切られてしまうハケンの厳しさ、
何度も別れを繰り返すハケンの寂しさに、ハケンを
続けていく自信を失っていた。彼女はハケンではなく、
正社員としての道を探すことを決意する。

> わたし、ずっとアソコで働きたい。
> でも、いつか自分だけが消えなきゃならない。
> あんなにいい人たちだから、ヨケイにツラくて。

本当は契約を延長して、もっとS&Fで働きたかったと
泣きじゃくる森美雪に大前春子は言葉を贈る。

> 誰もあなたにハケンになれと頼んだ覚えはありません。
> あなたはあなたの道を行けばいいんです。
> そのために必要な勇気を、あなたはこの三ヶ月で得たはずです。
> もう大丈夫。自分の気持ちに正直に、勇気を持って歩き出しなさい。
> 働くことは生きることです。お疲れさまでした。

ところで、セリフがウマいよね。今回だけじゃなく。
大前春子がキメのセリフを言うときの力強さと
単語のチョイスの良さがバツグンである。

ふたりとも別れがツラいと考えている点は共通しているが、
それに対する解答の出し方が対照的で面白い。

正社員の道をこころざす森美雪に対し、大前春子の場合は
過去にリストラされた関係で会社をまったく信用していない。
正社員になるという選択肢が存在しないのだ。大前春子を
リストラって人事、無能すぎるだろ。。。常識的に考えて。。。

別れは辛いが、正社員にはならない。ハケンとしての自己を
保つため、大前春子が導き出した結論が三ヶ月ルールなのだ。
短期間で別れれば、別れがツラくなることもない。

> でも、わたしは三ヶ月で去ります。
> わたしのルールだからです。わたしが
> ハケンで生きていくためのルールです。

この二人の結論の出し方の違いが、実に興味深い。
後日、森美雪は正社員になる可能性があるハケンとして
S&Fに舞い戻ってくる。新米ハケン森美雪の物語が
ここで終結する。

最後に残った問題。それが東海林と大前春子の関係。
ケンカするほど仲がイイわけではないが、東海林の
ラブコールに大前春子は答えるのだろうか。

社長賞をとって波に乗る里中とは対照的に、
子会社に左遷されてしまった東海林。
日給で働くトラックの運ちゃんに「ネクタイ」
と呼ばれて冷遇される毎日である。

今日も懐かしの金子賢演じる運ちゃんに、
「お前の下じゃやる気でない」とクリップボードを
なげつけられる。そのクリップボードを拾う女の手。

S&Fの契約を満了した大前春子が登場する。

この瞬間は、正直、ビックリした。ハア!? みたいな。
いやー、まさか、このタイミングで出てくるか。

> わたしを雇って後悔はさせません。

なんで、こんなところまで稼ぎに来たんだよ、
と問う東海林に大前春子はこう答える。

> 今度はあなたに社長賞をとってもらいます。
> そのために、こんなところまで来ましたが何か。
> わたしを雇っていただけますか。

プロの仕事師の彼女らしい、実にイイ決着の付け方である。
あくまでも仕事上の関係として、彼女は関係の継続を
望んだ。鉄仮面の大前春子らしいやり方だね。

媚びを売ったり、涙を見せたり、無意味に優しくしたり。
そういうのは、彼女には似合わない。そうだろ?

東海林は即決で採用を決断する。
まさに最強の援軍あらわる、という感じ。
ジャンヌ・ダルクの大前春子だしな。。。

時給3000円は運送会社の事務や運送だと
大赤字になる気がしないでもないが、そこは
大前春子。ミラクル・スキルで何とかするんだろう。

・3ヶ月周期で区切りを迎えるスタイル
・そのたびに新しい会社を舞台にできる

案外、ハケンというスタイルは連続ドラマ
向けなのかもしれないね。視聴率が好調だったが、
さて、続編は、あるかな?

> 今回はマネージャーの一ツ木さんを
> とおしていないので、わたしの勤務態度に
> 不満があってもガマンしなさい!
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by netnetnet_78 | 2007-03-15 23:40 | テレビ番組
2007年 03月 14日

今、気になるCMについて一言ずつ

まず、フレッツ光のCMだが、
アレはいかがなものかと思うんだ。

フレッツ光プレミアム・量販店
http://www.ntt-west.co.jp/ad/product_index.html

長沢まさみが「ねぇ、お願い。パソコン買う時、
フレッツ光も一緒にね。あなたのこと・・・
だいすきだからっ!」と叫んで、あ、言っちゃった!
みたいに照れるやつ。

「好きだから、フレッツ光」というのが意味不明である。
「から」につながりがない。接続してないだろ、みたいな。
フレッツ光と長沢まさみの告白に、まったく関連性が見えない。
デート商法に見えて仕方がないんだよな。

次がauの宣伝である。

誘った仲間さん・誘われた篠原さん
http://www.kddi.com/ad/index.html

今をトキメク2枚看板女優、仲間由紀恵と篠原涼子を
使った、実に金のかかっていそうなCMである。

これも二人の好感度の高さに頼ったCM作りでは
あるが、まだケータイがある「楽しい生活」を
チラリと見せているので、嫌いではない。

というか。。。二人のギャラだけでCM制作費の
大半が飛んでそうなので、凝れないだろうなー。。。

ケータイ使用率の高い20代女性の取り込みを狙って、
人気の高い女優を起用するストレートなやり口は
遠慮がなくて実にすがすがしい。勝つための最上手を。
そんな感じ。

ちなみに「ハケンの品格」では、出演者のケータイは
NTTドコモで統一されているらしいが、篠原涼子
だけは契約の関係でauを使っているらしい。

最後はNTTドコモのCM。

春キャン「DCMX」篇
春キャン「音楽」篇
春キャン「デコメール」篇
http://www.docomo-kansai.co.jp/corporate/ad/

ドコモ関西のサイトなので、ひょっとすると
関東圏では流れていないかもしれないな。

個人的には、このCMがココ最近の
ベスト・ヒットである。

アホすぎる。とことんまでアホすぎる。
こういうアホっぽいノリは大好きである。

キャビン・アテンダンス? みたいな服装の
お姉ちゃんが、バカっぽい表情を浮かべながら、
やたらと大げさで無意味な動きをしている。

しかも、その無意味な動きをCGやら
ハイスピードカメラで演出しまくるものだから、
すでに映像が狂気のレベルにまで達している。

ケータイの機能を紹介しつつも、何か楽しいことが
ありそうじゃな~い? というイメージを伝える、
というより、叩き込む感じが実にイイ。

20代女性をターゲットにしたauに対して、
こっちはノリと勢いの10代学生を狙った
CMという感じかな。

個人的にCMに求めるのは以下の通り。
・起用している有名人の好感度に頼りすぎない。
・なにか商品に関する情報を提示している。
・伝えようとしているイメージがある。
・見ていて面白い。

CMってのはね、30秒間の真剣勝負なのさ。
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by netnetnet_78 | 2007-03-14 23:34 | テレビ番組
2007年 03月 08日

連ドラ感想「ハケンの品格・第9話」静かな回だがそれもイイ

> トックリィ!
> (言った里中をにらみつける大前春子)
> すいません。。。
> 主任、ムリしないでいいですから

今回の話は、後日談になる。
7話目:ハケンを守るため部長にたてつく里中
8話目:自分の栄達と左遷される親友の狭間で悩む東海林
9話目:会社を辞めた東海林とその後
という感じ。

7話から始まった、東海林と里中の、
「社員たちの物語」が9話目にして終結する。

今回、東海林が行方不明気味であるため、
大前春子と東海林の、己の存在を賭けた、
ののしりあいがないのは残念である。

そのあたりは、脚本家も気にしているようで、
たびたび「あの言い合いがないと~」と
作中のキャラを通して詫びを入れている。

> 邪魔をするうるさいのがいなくなって
> せいせいしましたが、何か。

東海林というか大泉洋のテンションが
どれほど作品にインパクトを与えているかわかる。
間違いなく、助演男優賞ものである。

異常なハイテンションはないのだが、
脚本の質はいいよね。細かいサービス精神が
心ニクイというかね。技があるというか。

私的には、最初のシーンの、東海林が
投げ捨てた「大前春子の結婚アンケート」。
あれがかなりツボった。

まず、あのアンケートは前回だけで
完結した話と思っていたので、再利用と
いうだけでビックリ。

アンケートが無記名なので、誰が回答者かを
本人である大前春子の前で盛り上がり、最後に
用紙の裏にあるケータイ電話にかけようとする。

そこで、森美雪が先輩の大前春子を守るために、
用紙を奪い取ってシュレッダーにかけるのだが、
そのために全員から、東海林の相手は森美雪と
からかわれはじめる。

よくもまー、ここまでドタバタと引っ張るものだな。
実に抜け目ない。で、オチが。

> 業務時間内はケータイの電源を切っていますので、
> ぜんぜん大丈夫ですが、それが何か。

森美雪。。。ムダなことしたな。。。

この、電源をきる話は7話で大前春子が
森美雪を叱ったときのエピソードに基づく。

ああ。実にうまい伏線の張り方だ。ぞくぞくする。

大前春子というキョーレツな存在と、
篠原涼子の細かいところが大げさな演技に
注目がいきがちだが、脚本の構成がホントにうまいね。

そんなこんなで、勢いで辞表を出してしまった東海林は
見つかり、もう一度、会社に戻るように説得される。

> あなたの天パが一生なおらないように、
> あなたはあの会社でしか生きていけません。
> くるくるパーマは古巣に戻りなさい!

そんな感じで第9話が終わる。最終回前にしては、
次回への引きが弱い終わりかただが、
まー、これは仕方ないかな。強引にキスして次につなぐ荒技は
3話でやっちゃってるし。あれ以上はなかなかないぞ。。。

さて。最後1話なのだが、どんな話になるんだろ。
わたしは、最終回は正社員が退職に悩む話と思っていた。
その物語は今回、終わってしまった。なら、どうなるか。

わたしは「大前春子の物語」
じゃないかな、と思う。

今までは、新米ハケンの森美雪、頼りない正社員の里中、
社員至上主義の正社員の東海林。この3人に焦点をあてていた。
大前春子は、彼らの苦悩や失敗を颯爽と解決する
名探偵のような役回りに終始している。

森美雪は半人前になり、里中は部長との関係を修復し、
東海林は自分の考えの間違いに気づいた。

最後に残ったのは、誰にも心を開かない大前春子のみ。
昔は明るくて、仕事のできる社員だった大前春子。
彼女の凍てついた心は、最後に安らぎを得るのだろうか。

> なんかさ、鎧着た落ち武者みたいだよな。
> ひとりぼっちでさ。そんな寂しい女、
> このまま辞めさせちゃっていいのかよ。

ところで。中盤辺りで、
登場人物がタロットに例えられるシーンがある。
タロット好きとしてとりあげておこう。

里中 =チャリオット(戦車)
森美雪=スター(星)
浅野 =フール(愚者)
東海林=マジシャン(魔術師)
大前春子=テンパランス(節制)

である。
・戦車=信念
・星 =明るい未来
・愚者=軽率
・魔術師=手際の良さ
・節制=堅実

このあたりは、脚本家のキャラクターに関する
考え方や見方が投影されていて、実に興味深い。

> 世の中は不公平かね。
> ハケンには家柄も偏差値も関係ないけどね。
>
> 入社試験なんて、博打のサイコロみたいなもの。
> 就職できた社員は、一生その会社にしばられ、
> 就職できなかったものは、別の道を歩く。
> ただ、それだけのことです。
>
> 落ちたからといって、人生が目の前から
> 消えてなくなるわけではない。受かったからといって
> 明るい未来があるわけではない。
>
> 人生の運試しは、これからです。
> あなたはまだ、スタート地点に立ったばかりです。
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by netnetnet_78 | 2007-03-08 23:47 | テレビ番組
2007年 03月 03日

連ドラ感想「ハケンの品格・第8話」東海林は何を選ぶのか

> 大前さんアンケートには不向きですよね。
> オーラすごすぎるし。顔怖いし。

今回の話は、前回の続きである。
今回の主役は正社員の東海林(大泉洋)。

苦楽をともにした親友、里中(小泉孝太郎)の
企画を、部長命令とはいえ奪いとった東海林。
里中は、それどころか会社の席すら追われそうになる。

彼は親友の里中(小泉孝太郎)を守るのか。
それとも彼を見捨てて栄達の道を選ぶのか。

東海林にとって踏み絵となる回である。

> ひとつだけ誉めて上げたいところがありましたが。
> それは友達を思いやる心です。でも今は、
> それすらなくなったようですね。

今回の話は、東海林の心理変化をどう表現するか
追い掛けながら見ると、面白い。

もともと東海林には迷いがある。
・部長の指示とはいえ里中の企画を奪った後ろめたさ
・部長の口利きで好きでもない重役の娘と見合いする

このあたりなのだが「前途洋々たる未来」を前に、
彼はそれらの不満を封殺する。

前半部分は延々と東海林の苦悩を描き続けるわけだが、
そのブレイクポイントが部長のこのセリフである。

> 東海林。里中はトバす。
> あいつは営業部の戦力にならん。
> 子会社にいってもらう。

おそらく、東海林は里中が部長の空気を読めなかったとき、
何度も「よく言っておきますから」とフォローして、部長は
それで不問にし続けてきたのだろう。

だが、今回は違った。
部長は「トバす」と宣言した。

この非情な宣告が、東海林の心理が動いた瞬間なんだろう。
ここでフラグが立ったわけ。輝ける未来を蹴飛ばす展開自体は
簡単なのだが、それを視聴者に納得させる手順が必要になる。

会社人として死刑宣告を受けた親友を助ける。
これは、充分な理由となりえる。

> 俺たち部長の下でずっとやってきた。
> あの人に切られたら、俺たち行く場所ないんだぞ!
> もっとうまく立ち回れよ!

それから、里中と東海林の漢同士の殴り合いがはじまる。
こいつは、セレモニーだね。

東海林の「覚悟」を描き、迷いを吹っ切らせる。
そのための大きな大きな花火である。

> ミスタ。。。あなたの「覚悟」は。。。
> この登りゆく朝日よりも明るい輝きで道を照らしている。
> そして、我々がこれから「向かうべき正しい道」をも!

あ。。。使うセリフ間違えた。

> もっと他にぶっ飛ばしたいやつがいるのにな。
> 部長がなんだ。会社がなんだ。

ついに、東海林は宣言する。彼は土壇場で親友を選んだ。
手順を踏まえて、東海林の心変わりを描く。イイ仕事だね。
積もりに積もった不満が、爆ぜるセリフ。それがキーかな。

東海林は「企画が里中のもの」と上層部に報告するんだが。。。
次回予告を見ると、そのまま行方不明になったっぽいな。
どーなるんだ、これ?

ハケンの品格は3月14日で終わるらしい。@2話。
どう決着するつもりなんだろうな。読めない。。。

> まだ、なにもやってないでしょ。
> 現実的でないと言われて、それで諦めるんですか。
> そんなものは、現実にすればいいだけのことです。
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by netnetnet_78 | 2007-03-03 23:03 | テレビ番組
2007年 02月 21日

連ドラ感想「ハケンの品格・第7話」今回は伏線の話である。

> そこの森美雪。泣くのは昼休みまで
> 待ちなさい! ドアぶち破るわよ!
> 業務時間内はケータイの電源きっときなさい!

物語は、マクロ的に見てもミクロ的に見ても、
真ん中当たりで展開が切り替わる。これ、
古今東西のジョーシキである。

連ドラはだいたい12話前後ということを
考慮すると、7話は後半のスタートポイント。
クライマックスの盛り上がりに向けて、
いろいろと伏線をはりはじめる。

そんなわけで、今回は
役割的に伏線の回である。

新米ハケンの森美雪が提出した企画をめぐり、
マーケティング課の正社員、里中が部長の逆鱗に
触れてしまうというお話。

今回の話は「企画コンペ」。
創立80周年を記念して、社内外を問わずに広く
「企画」を求める告知がおこなわれる。

里中も「米・プラスティック」
などというセンスの悪さがタイトルからあふれ出る
シュールな企画を考える。

大前春子に添削を依頼するが、表紙だけで

> ダメです

と存在のすべてを否定され、なんとか中身を
見てもらっても、企画以前に「書き方」を
全否定される。

・企画の要点をおさえて1枚にまとめる
・冒頭に一番言いたいこと、結論を2、3行で言い切る
・補足の項目は箇条書きに
・漢字は全体の30%

これが読みやすい企画書のポイントだそうだ。
まー。。。基本だな。しかし、基本こそ重要。

このシーンの篠原涼子の演技が良い。

速読で企画書を読むときのオーバーな目つき。
早口で説明ゼリフを回しながらも、緩急強弱を
つけて飽きさせないような言い方。すばらしい。

「社内外」という言葉に奮起した新米ハケンの
森美雪は、ハケン社員だけが食べられる安くて
ヘルシーなお弁当「ハケン弁当」を提案する。

どう見ても、ダメな企画なのだが、
なぜか上層部が気に入ったそうで、

> そんなお弁当があるなら、
> わたしもハケンになって
> 食べてみたいもの。

いや、弁当食べたいからって、
ハケンになるとか、言い過ぎだろ?

さすがS&F社。伊達に冒頭から「名刺整理」
とかいって名刺カルタを業務中にやっていない。
社員も社員なら上層部も頭がお花畑である。

上層部の肝いりらしく、ベスト5に残り、
さらに入選の可能性が濃厚である。

しかし、問題がひとつだけあった。それは、
発案者の名前が「森美雪」であること。

里中の名前で出すべきと大前春子は提案していたが、
根が正直な里中は「森美雪」であることにこだわった。

> あなたは森美雪を守れますか?
> 守れます。
> 甘い。あなたは甘いんです。

営業部として残った「企画」が
正社員のものではなくハケン社員のものでは、
会社のメンツとして問題があった。

> 社員はハケンより優れていなければならない。

今まで給料泥棒にしか見えなかった部長が
鬼の形相になり、里中を呼びつける。

部長は里中に発案者の名前を里中に
書き換えるように命令するが、里中はそれを拒む。

里中では話にならないと考えた部長は、
人材派遣会社の担当者一ツ木を呼び出し、
「社風にあわない」と森美雪のクビを通告する。

明日の休日に部長に直談判しようとする里中に対して、
大前春子はいつもの冷たい声で言い放つ。

> 会社にとってハケンとはそういうものです。
> 都合が悪くなればすぐに切られる。

里中の優しさへのあてつけに「優しいだけでは
人は守れない」と大前春子は切り捨てる。彼女は
彼女なりの行動を起こすつもりだった。

自分の仕事をいかに効率よく進めるか。
それだけを考える大前春子がねえ。。。

彼女は彼女なりに怒っているようだ。
森美雪に対してブーイングする正社員に向けて、
こう言い切ったからね。

> ハケンの企画に負けた腹いせを
> ハケンに向かってする。あなたたちは最低です。

まー。。。彼女の場合は、
怒ってなくても言い切るんだろうが。

翌日。剣道場で子供たちに剣道を教える部長。
そこへスーツ姿の里中が押しかけ、話を聞いて
ほしいと頼み込むが、まともに相手にされない。

そこに白装束の大前春子が竹刀を持ってあらわれ、
部長に剣道勝負を申し込む。

> 君も剣道やるのか。
> まだ4段ですが。

胴の防具はつけているのだが、小手も面もない
という実に恐ろしい状況。しかも竹刀ではなく木刀。

この剣道。。。殺る気マンマンである。

スーパー派遣社員の木刀に追い詰められる部長。
その戦いを見守る子供たちの視線。

> 森美雪をクビにするのはやめなさい。
> 子供たちの前で恥をかきたいのですか。

ボソボソとつぶやきはじめる大前春子。
この人。。。部長を脅迫している!?

部長はその取引に応じてしまい、勝利と
引き替えに森美雪のクビを解除する。

目的のためなら手段を選ばない。
そこにシビれるアコがれるゥ!!!

めでたくクビをまぬがれた森美雪だが、
まだ災難は終わっていない。

森美雪の企画を部長は里中ではなく
東海林に差し出す。

> あいつはダメだ。
> 会社がわかっていない。
> この企画、おまえがやれ。

里中は切り捨てられた。
次回予告では左遷をくらってトバされるらしい。。。

これは里中に対する試練であるが、
同時に東海林への踏み絵でもある。

里中と東海林は仲の良い同期である。
今回も企画が思いつかず悩む東海林に、
自分の企画を一緒にやろうと里中は持ち掛けた。

その里中を、苦楽を共にした里中を踏み台に
することを、東海林はできるのか。

大前春子にも注目である。

明らかな形で人の援護をすることがなかった
大前春子だが、今回はみずから宣言して
森美雪(と里中)のフォローをしている。
これは心理的な変化である。

・部長に切り捨てられた里中
・親友を見捨てられるかを問われる東海林
・行動指針に変化が見られる大前春子

3者3様の分岐点。
さて。どう転ぶかな?

ちなみに、今回のドラマで一番面白かったのは、
大前春子の留守電メッセージである。

> 大前春子です。出ません。

せめて「出られません」。。。
そこをそう言わない。それこそ大前春子クォリティ。

<<過去ログ>>
連ドラ感想「ハケンの品格・第1話」大前春子(・∀・)イイ!
http://onimiki.exblog.jp/6336826/
連ドラ感想「ハケンの品格・第二話」変すぎ。だが、それがイイ!
http://onimiki.exblog.jp/6356174/
連ドラ感想「ハケンの品格・3~5話」面白いってレベルじゃねーぞ!
http://onimiki.exblog.jp/6465757/
連ドラ感想「ハケンの品格・6話」鬼の目にも涙
http://onimiki.exblog.jp/6481974/
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by netnetnet_78 | 2007-02-21 23:04 | テレビ番組
2007年 02月 14日

連ドラ感想「ハケンの品格・6話」鬼の目にも涙

何かしらんが、冒頭からいきなり
「くるくるくるくるくる!!!」
と叫び始めるんだな。大前春子(篠原涼子)が。
とうとう電波を受信しだしたか。

何がくる? 地震がくる!
というわけで、突然ゆれだすS&F社内。
お前はナマズかよ。。。

その揺れまくる地震のなかでも無表情に
電卓を叩いて仕事をし続ける大前春子。
電卓の叩き方が特Aクラスにしてはニブい気がするが、
そこは見なかったことにしよう。

大前春子がそこまでして仕事をするにはワケがある。
彼女は業務中に仕事を終わらせることに命を賭けている。

彼女のいうところ

> 残業は、仕事のトロイ無能な社員が、
> お給料の水増しするためにするものです。
> 残業は意欲のあらわれではなく、
> 職務怠慢のあらわれです。

とのことらしい。そんなわけで、
今日のテーマは「残業」である。

今回はバレンタイン・デイということで、
人気のチョコの店「シルスマリオ」のチョコを、
特設販売所を設けて売り出そうとする。

大前春子の提言で6人の人員が追加されるのだが、
緊急であったため、質の面で難があり、実に
やる気のないダメ派遣たちばかり集まった。

どれくらいダメかというと、正社員に勝手に
一目惚れして、いきなり本命チョコを渡し、
ふられると失恋のショックで仕事を辞めちゃう
くらいにダメである。

そ れ は な い だ ろ。

というわけで、予定していたウグイス嬢の子が
勝手に失恋してボイコットしたため、急きょ、
大前春子がウグイス嬢を担当することになる。

なんでも、ウグイス嬢をして、過去3人の代議士を
当選させたことがあるそうだ。どんな過去だYO!

ウグイス嬢をすること自体は別にかわまないようだが、
ハートの形をしたかぶり物をイヤがる春子。しかし、
大嫌いな正社員、東海林(大泉洋)に「かぶり物が
イヤなんだ」と挑発されて、引き受けることになる。

で。CM。

CM明け。
ものすごーくフキゲンな表情の大前春子のドアップ。
この表情が実にイイ。表現するならば。。。

こめかみにナイフが刺さるほどの頭痛に
さいなまれながら、奥の虫歯にかき氷が
染み込んで激痛がとまらない状況下で、
足の小指をタンスに打ち付けて悶絶
しそうなのを必死でこらえている。


こんな感じである。なんつーの。
この世に生まれてきたことを後悔している。
そんな表情である。

そんな表情なのに、ハートのかぶりもの。
テラシュールwww

その大前春子の切腹ものの姿を見て、
東海林は、人生の春のように喜ぶ。

> 笑って。スマイルスマーイル。
> 気持ち入れて。気持ち。

最悪である。

ここで大前春子のエンジェルボイスが発動する。
みょーにカワイらしい声で、淡々とチョコの
売り文句を読み上げる。

篠原涼子の地声じゃなさそうなので、
あれはアテレコかな?

チョコレートを送ることのすばらしさを
カワイらしい声で説いているのだが、
表情が親のかたきを見るかのようで、
眉間に深いしわが刻み込まれている。

。。。一応、愛の伝道師なのに。。。
このギャップ。。。明らかに確信犯。
だが、それがイイ!!!

初日が終わり、正社員の里中賢介(小泉孝太郎)は
明日の終わりに打ち上げをしようと春子を
誘うが、いつも通りすげなく断られてしまう。

> 「僕はあの人達が好きです。」
> 「そうですか。それが何か。」

強い。強すぎるぞ。大前春子!

翌日。相変わらず、淡々とした口調で
ウグイス嬢をする大前春子に、東海林が
「読み方にハートがない」とクレームをつける。

その後、いつも通りの人権無視の口論に発展。
里中が気を利かせて彼らを別室に連れて行くのだが、
春子の持っていたマイクがONであったため、
その内容の詳細がすべて会場にだだ漏れになる。

派遣を徹底的に見下す東海林。
義理チョコなど無意味と切り捨てる春子。

> そんなに義理チョコがほしいんですか。
> だいたいわたしたちは、モテない社員の
> 癒し係ではありません。

マイクがオンになっていることに気づき、
第6話にしてはじめて「しまった!」と
後悔の表情を浮かべる春子。

義理チョコを買おうとしていた女性客が、
威勢の良い春子の論調に同意し、一斉に
チョコの購入をひかえ、大量に売れ残る。

徹夜してチョコの追加注文に応えた
チョコレートメーカーは大激怒。

自分の失態を深く悔いる大前春子は、
決して残業しないという禁を破り、
東海林とともに謝罪におもむく。

そこで、いろいろとあって、何とか
機嫌をよくするんだが、そこは省略。

> 助産師のおーまえ、はるこです!

このあたりのセリフのイントネーションが
ちょっと好き。文字では表現できないが。。。

彼女は決して、残業をしないのではない。
それが自分のミスであり、必要であるのなら、
みずからの責任として残業する。そういうことだ。

すべてが片づき、時計を見ると9時5分。

> わたしとしたことが。

つぶやく大前春子は、上司の里中に呼び出されて
S&F社へと向かう。

真っ暗な部屋。そこに灯りがつき。。。
ケーキやシャンパンをもった社員たちの姿が。

2月14日は大前春子の誕生日だった。
年齢不詳だったが、ロウソクの本数を見る限り、
33歳になったようだ。

> 火事にでもなったらアブナイでしょ。
> バースデイゲーキは義理チョコよりもムダです。

といって、さりげなくロウソクの火を吹き消す。
このあたりが、本気でそう思っているのか、
照れでそう言って誤魔化しているのか不明である。

さて。
ここから大前春子が大前春子たるゆえんである。

会社における人間関係の形成を拒絶し、
無価値と決めつける春子は、人のいい正社員、
里中に対して、冷たい声でこう言う。

> 人の気持ちをわかって接待していますか。
> そんなんだから、営業部からはずされたんです。

手書きのバースデイカードを渡されても、
彼女は表情すら変えない。

> こんなものを、業務時間内に
> 書いているなんて。
> S&Fはお時給とお給料を
> ドブに捨てているようなものですね。
> 以上。

そう言い捨てると、くるりときびすを返し、
大前春子は会社を後にする。

いつものバスの停留所で、もらった
バースデイカードを眺める大前春子。

そこに書き込まれた真心のこもった言葉を見て、
春子の瞳からは涙があふれ、
ぽつりぽつりとカードを濡らす。

鉄の女、大前春子。
スナオになれないからには、
スナオになれない理由がある。

なぜ、彼女はありがとうと言えないのか。
会社とは関係のない人たちには向けられる笑顔を、
会社では浮かべることが出来ないのか。

ストーリーもちょうど折り返し地点である。
さて、どんな真相が明らかになるんだろうかねー。

<<過去ログ>>
連ドラ感想「ハケンの品格・第1話」大前春子(・∀・)イイ!
http://onimiki.exblog.jp/6336826/
連ドラ感想「ハケンの品格・第二話」変すぎ。だが、それがイイ!
http://onimiki.exblog.jp/6356174/
連ドラ感想「ハケンの品格・3~5話」面白いってレベルじゃねーぞ!
http://onimiki.exblog.jp/6465757/
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by netnetnet_78 | 2007-02-14 23:16 | テレビ番組
2007年 02月 11日

連ドラ感想「ハケンの品格・3~5話」面白いってレベルじゃねーぞ!

> 制御不能の大前春子が
> 制御不能になりました!

仕事が忙しかったので、3話以降から
ちと見ていなかったのだが、ようやく
録画の在庫をはき出せた。

まさに。。。
神。いわゆるゴッド。

これほど面白いドラマを、
わたし、見たことありません!!!

3話~5話をスーパー派遣社員、大前春子の
活躍に的を絞って列挙すると以下の通り。

・ロシア語で交渉
・バイク便
・故障したエレベータから社員救出
マグロの解体ショーで解体実演

ちょっと待ちたまえ。大前春子。

ロシア語ができるとか、バイク便ができるとか、
オフィスビル内の出来事だからエレベータも
100歩ゆずってOKだとしよう。

マグロの解体ショーはないだろ!!!
それ、会社員の仕事じゃない!11

デパートの店長がこう評していた。

> ジャンヌ・ダルクの大前春子さんだよ!

完璧超人の春子だが、4話で39度の熱を
出してしまう。普通なら休むのだが、そこで
出社してくるのがスーパー派遣社員クォリティ。

いつもは「殺意をみなぎらせた」大前春子だが、
さすがに熱には勝てないようで、ふらふらと
揺れていたり、ボールペンを逆にもって文字を書いたりと、
実にシュールな絵が見られる。

ていうか、休め。

> 風邪は土日でなおすもの。
> 1日でも休めば信用に関わります。

もはや会社員という領域を越えて、
仕事をこなす春子だが、口調の辛辣さも会社員というか、
人間という領域を越えている。

お願いにきた後輩に対して

> 春子先輩。お願いがあるんです。
> お断りします。

即答。ていうか、せめて
聞 い て や れ。

給料が低すぎるので、家賃と光熱費で
お金が飛んでしまうと嘆き、お金を
貸して欲しいとお願いする後輩。

> 今度こそ、破産です。
> だったら、破産しなさい。

一撃必殺。鎧袖一触。
この心の強さがほしい。

反派遣社員の正社員、東海林(しょーじ)との言い合いは、
もはや基本的人権の尊重の概念がない。

仕事の貢献に答え、フグをおごろうという
正社員の東海林に対する返答。

>(フグは)死ぬほどスキです。
> でも、東海林主任とは食べたくありません。
> 時給3000万もらっても東海林主任とは
> 食べたくありません。

いろいろな勘違いの果てに、思わず
春子にキスをしてしまった東海林に対して、

> その辺を飛び回っているハエがたまたま
> 唇に止まったからといって、ハエに腹を
> 立てる人間がいますか?

東海林、訴えろ。勝てるから。
何かやつは法を犯している。たぶん。

> 俺がハエなら、お前は電信柱だ!!!

。。。
どっちもどっちか。。。

東海林と春子の罵りあいが非常に面白い。
大泉洋のオーバーアクションの演技と、
篠原涼子の早口でまくし立てる演技が、
尋常じゃない化学反応を引き起こす。

ところで。。。ふと思ったんだが。。。
大前春子のような人物をツンデレというのかな。
ツンデレレベル1なのでよくわからないんだが。

彼女は他人に対して、針だらけのオーラを出して
接するのだが、1%の素直じゃない優しさを持っている。

骨折したマグロ解体師のツネさんのたっての
願いを聞き入れ、休日出勤しないはずの春子は、
大振りの包丁を片手に休日のデパ地下に姿を見せる。

> わたしは、友達のためにやったんです。
> ハケン仲間のツネさんです。
>
> ツネさんやわたしは、仕事に穴を開けられないんです。
> 毎日、刃の上を渡っているようなものですから。
> そういう者同士が、穴を埋め合うのは当然です。

カッケエエエエ!!!
刃の上を渡る。。。

クビになりそうな嘱託社員に対しても、口では
「当然です」と辛辣なことを言っておきながらも、
彼が手柄を残せるようにひそかに援助したりする。

その結果、なんとかクビがつながるのだが、
彼は自分から辞めようと決意する。その決断に
対して、彼女はこう言い放つ。

> なまこがカッコつけないでください。
> カッコよくスパッと会社を去るのは、
> ハケンの専売特許です。社員なら社員らしく
> 会社にしがみついてください。

語調は厳しいが、彼女なりの励ましである。
口では厳しいことを言っておきながら、最後の最後では
他人を突き放さず、彼女なりの厳しさを持って助ける。

やっぱり、ツンデレ。。。
いや、ツンデレレベル1のわたしには判断がつかないが。

最後の最後に、ツンの仮面は割れるのだろうか。
いや、割れないで欲しいな。結婚できない男も、
結局は何も変わらず偏屈のままだったしな。

揺れない、ぶれない、変わらない。
そんな大前春子でいてほしい。

> 春子よく言ってたわ。
> 一回逃げ出したら、一生、逃げてなくちゃいけないんだって。

<<過去ログ>>
連ドラ感想「ハケンの品格・第1話」大前春子(・∀・)イイ!
http://onimiki.exblog.jp/6336826/
連ドラ感想「ハケンの品格・第二話」変すぎ。だが、それがイイ!
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by netnetnet_78 | 2007-02-11 21:38 | テレビ番組
2007年 01月 18日

連ドラ感想「ハケンの品格・第二話」変すぎ。だが、それがイイ!

> 「わたし、春子さんみたいな派遣になりたいです」
> 「無理です」

ハケンの品格の第2話をみた。
相変わらず、壊 れ て い る な。
最上級の褒め言葉ですが、なにか?

今回はホッチキスの話である。

正社員(大泉洋)が大前春子(篠原涼子)の
後輩である新米派遣に対して、ホッチキスの
打ち方のなんたるかを語り始める。

> 「これが垂直うち! 水平うち!
>  そして、これが壁うち!!!」

と、最後の壁打ちで、テニスのポーズで
ボケをかますのだが、春子はそれに対して、
「ちっがあああああう!」と全否定。

突然、ホッチキスをつかむと、
ものすごい形相で大泉洋を壁に追いつめ、
顔面横の壁に向かって、ホッチキスをたたき込む。
ホッチキスを画鋲のように打ち込むのが正しい壁打ちだそうだ。

問題は、そこじゃない。触れるべきはそこじゃない。
ホッチキスを握って、大泉洋に詰め寄るシーン。
なんで君は、殺気立った顔をしているんだい?

まさか、篠原涼子も、ホッチキスを片手に
殺人鬼の表情を演じることが、役者人生に
あるとは思わなかっただろう。

その後もいろいろあり、大泉洋たち正社員組と
大前春子たち派遣組が一触即発の状態となる。

キレた大泉洋が大前春子に勝負を挑む。
大泉洋はバイト時代、1日で1万発の
ホッチキスを打ち込んだホッチキスのプロ。

どちらが先に1000部の書類を
ホッチキスで止めることができるか。

> 「向こう30年は俺の前で
>  ホッチキスをもてなくしてやる!」

大泉洋が勝てば、大前春子は謝罪。
春子が勝てば、大泉洋は丸坊主。

正社員と派遣の意地を掛けた戦いが
はじまるわけだが。。。

その決戦の地。机に着席する二人の選手。
その背後にひしめく、社員と派遣。それぞれ、
お互いのリーダーを応援している。

ど れ だ け  暇 な 会 社 だ。
15時っていったら、フツーに労働時間だろ。

ていうか、せめて、お前らもホッチキスやれよ。
そのホッチキス止め、業務だろ?

で、開始するわけなんだが。。。
必死にホッチキスを止めていく大泉洋。
無表情でホッチキスを止め続ける春子。

まさか、篠原涼子も無表情で延々と
ホッチキスを止める仕事が来るとは
思わなかっただろう。。。

互いに一歩も引かぬデッドヒート。
最後の一枚を止めたのは完全に同時。

今まで、これほどまで熱い戦いがあったのか?
これほど熱いホッチキス対決が?
ないない。ホッチキス対決自体ありえないから。

同時に終わったが、春子は一枚だけ、ホッチキスの針が
止まりきっていないのがあったため、判定で敗北。
深々と頭を下げて、自分の非をわびる。

それに対して、後輩の新米派遣が
悲しげにこう春子に言う。

> 「先輩の敗北は、わたしの未来の敗北です」

君の未来は、ホッチキスで決まるのか。
いくらなんでも、ホッチキスで人生決めちゃいけないよ。きみ?

会社が終わり、ひとりバスを待つ春子。
そこへ、派遣先の上司である小泉孝太郎が近づき、
春子がわざと負けたことを指摘し、理由を問う。

> 「わたしは派遣ですから。大勢の前で、正社員の
>  プライドを傷つけてもうれしくない」

あの場をおさめるには、わざと負けて、
謝るしかなかった、と告げる。

お前、やっぱ、すげーな、と思う。空気を
読み切った判断が、じゃないよ。

ホッチキスって、普通にやったら、紙に
止まるんですよ。それをどうやれば、あんな
中途半端に止めることができるんだ?
ほとんど手品師の領域だぞ。。。

それが時給3000円クォリティ!!!

質問を打ち切るときの台詞が実に春子らしい。
「質問は勤務時間内にしてください」そのあたりで
春子の性格をきっちりと見せる。いい仕事だ。

ところで、次回予告で大前春子に大泉洋が
キス? をしているシーンがあるんだが、
あまりの急展開にあごがはずれそうになった。

ええ? ホントに? ありえんのだが。

同じホッチキス道を極めたものとして、
1mmの狂いもない春子のホッチキス
裁きに惚れたのだろうか?

無表情に「セクハラです」と
切り捨ててもらいたいものだが。

さて、どう展開していくのか。
ああ。来週が待ち遠しい。

> プライド。わたしには、そんなものより、
> 大切なものがあります。それは派遣として
> 生きていくことです。

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by netnetnet_78 | 2007-01-18 22:43 | テレビ番組