2008年 05月 05日

サヨナラのハジマリ

ママンの体調の低下が激しい。坂を転げ散るかのようだ。一週間前まではひとりで歩き、あれが食べたいこれが飲みたいといっていたのが嘘のようだ。

もはや喋ることすら億劫で、何かを喋ってもろれつが回っていない。ベッドから動くこともできない。2月ごろの意識不明から助かったときを思い出す。問題は方角だ。あのときは快方に向かっていたのに対し、今回は悪化に向かっている。

鎮痛剤の影響なのかな。。。痛みが激しくなっているそうなので、鎮痛剤を多くしているらしい。痛みをとる=意識を弱める、ではないかな。

今日は主治医と話があった。話は予想通りだ。「病状が悪化しています。そろそろ何があっても不思議ではありません」。ああ。わかる。わかるよ。わたしは医療関係者じゃないけどわかる。それほどにママンは弱っている。

2月のころも今回も、両方ともママンの体調は突然くずれた。病気とはそういうものなのだそうだ。閾値を越えるとガクンとくるらしい。直前まで元気だったから衝撃が大きい。

前回は何とか乗り越えたが、今回は無理そうだ。その点でわたしと主治医の意見は一致している。嫌な一致だ。想像通り、本来の病状が悪化しているための症状であるため、改善は期待できない。

主治医
「来週が母の日です。まずは、そこまで頑張ってもらいましょう」

来週の5月11日。そこを「目指せるかどうか」。それがママンの現状のようだ。6月5日の誕生日は難しい。一週間前の元気さから、夏くらいまではいくかな、と思っていたけど。

主治医
「服など。。。お亡くなりになったときに着せる服など決めておいてください。何かがあってからだと、忙しくてゆっくり考えられませんから」

どうやら。
別れを告げるときがきたのかもしれない。
わたしにできることは、最期まで顔を見せることだけか。

主治医
「オニミキさんはすごいと思いますよ。なかなか親の見舞いに毎日顔を見せる人はいないんです。入院させたらそのままというか。そんな人も多いんです。きっと喜んでいてくれてますよ」

見舞うさ。最期の最期まで。
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by netnetnet_78 | 2008-05-05 20:32 | 看病日記 | Comments(1)
Commented at 2008-05-05 23:11 x
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