2008年 03月 16日

超特急で下降する評価

先日、ひとりの勇者が職場を去った。

面接時点で最高級の受けと賛辞を受けたAさん。ただ、それは蜃気楼のようなもので、あっという間にAさんの評価は下落していった。最後は0どころか地面にもぐり込んで地下水脈まで到達した。そのAさんの華麗な下落っぷりをメモする。

Aさんを面接した上司が彼をベタ誉めした。「ものすごく輝いていてね、返事が良いんだ! 彼みたいな人、使いたい!」。最上級の評価である。今から見れば、この時点が彼の頂点だった。別案件の仕事が終わったあと、わたしの下に配属されることになった。ちなみに年齢はわたしより+8である。

その別案件で一緒に仕事をした人の評価は「ビミョー」「手際が悪い」。一緒に働いている人がわたしをみてにやりと笑った。「苦労するぜwww」。

で、きていただいたわけだが。。。ふーむ。これは予想以上だwwww

プログラムの修正を依頼すると、これがまたひどい直し方である。既存部分の構成や思想を完全に無視したテッキトーな感じ。2年目くらいに依頼すればこんな感じかな。でも、Aさんの経験年数はわたしより上なのだ。。。「受け入れられません」と突き返した。

忙しい同僚が3日かけて引き継ぎ作業の説明をし「次からはやってくださいね」と依頼。2月、同僚は忙しく、Aさんの面倒を見てあげられない。「ひとりでできますか?」という質問に答えた。

「できません」

わたしが同僚だったら、たぶん殴っていたなwwwww

クォリティが高すぎる。これだけでも充分サヨナラに値するのだが、彼にはさらにその先がある。

実は1月の終わりごろから、Aさんは家庭の事情で一週間おきに一週間休むような状況になる。休むのは仕方がない事情なのだが、問題は彼の誠意の見せ方である。2.5ヶ月のうち、実に半分くらいは休んだだろうか。

仕事で穴を開ける。それもかなりの期間。家庭の事情である以上、こちらからは無理をいえないわけだが、それに甘えるだけ甘えて誠意を一切みせないのはいかがなものか。ただ「休ませてもらいます!」だけでは何も理解がうまれない。

あと、その家庭の事情は、それなりに重いものなのだが、そこまでして休みまくるほどか、とかAさんのすることか、という微妙な部分があり、チーム的に「なんだかなー」な気分も立ちこめていた。

家庭の事情はいずれ終わるので、彼が復帰するまで待つこともできる。ただ、そんな状態ではこちらも信頼できない。また、待つほどの価値がある人材でもなかった。

ここがAさんの信頼が完全に地に落ちた状態である。まだ、先があるんだな。

さて。Aさんのサヨナラは確定したわけだが、彼にはまだちょっとだけ作業が残っている。怒った上司が無理やり呼び出し、最後の仕事に着手してもらった。

そのときAさんがいった。「実は(自分の)会社のほうに2月末時点で休職届けを出していて、3月は働く必要がないんです」。

驚いたのはこちら。そんな話聞いてない! 休職届が出ているのなら、それはAさんの会社からすぐに連絡をして、変わりの要員を用意する必要がある。「Aさんの会社はなにをやっているんだ!」と慌てふためく上司。

しかし、名探偵オニミキは事実を見逃さない。

3月3日。彼は自分から「今日も休みます」というメールを上司に飛ばしていた。休職していたのなら、そのメールは飛ばさないだろう。これは、どういうことだ?

上司が会社経由でAさんの会社に確認したら「休職の事実はございません」

休職の事実はない?

え、ウソ? そう。ウソである。

Aさんは追及をかわすため、その場のでたらめとして休職中などというウソをついたのである。この瞬間、彼の評価は地面にめり込み地下水脈へと突入した。

その日、彼は早退していたのでバレた事実を知らない。われわれのチームはどん引きである。いくところまでいきやがった。。。みたいな。

面接の評価が高かっただけに落差の激しさがすごい。しかしまー、何が彼をそこまで追い詰めたんだろうね。仕事は別に、というかまったく忙しくなかったんだが。

世の中、いろいろな人がいるんだね。彼はその後、どうなるんだろうね。こちらの会社から確認の連絡がいっているので、あちらの会社は彼が嘘をついたことを認識しているはず。フルボッコになるのかな。まー。。。もう終わった話なのだけど。
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by netnetnet_78 | 2008-03-16 21:51 | 雑記


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