2008年 03月 11日

退院のお時間です

ママンは食事が摂れないので点滴で栄養を補給している。というわけで、点滴を断つと死んでしまうわけだ。

そんなわけでママンは死ぬまで病院にいるしかない。

でもないらしい。自宅で点滴をうつ。それがたったひとつの冴えたやりかた。点滴は誰がうつの? 不肖、わたくしオニミキがうつらしい。

ママンは病状に回復の見込みはなく、今は治療をしていない。体力の回復のためにリハビリをしているだけ。そんな状態では病院にこれ以上残るのは無理らしい。

退院のタイミングもママンの体力が回復したらとかではなく、わたしが点滴を覚えたらだそうだ。なんとまあ。

「そ、そんな! こんな枯れ木のようにやせ細った腕の母を! 自力では立ち上がることもできない母を! 病院は見捨てるというんですか! あなたたちはお金さえ稼げればいいんですか! 患者や家族たちの気持ちを考えているのですか!」

と、ブラックジャックによろしく、みたいなことはいわない。そんなものだろう。別にボランティアでやっているわけでもなく、営利組織なわけなのだから、それはそれで仕方がない。

それにまー、別にわたしが引き取れない、看病が回らないのなら転院先は紹介してくれるそうだ。本人の意向が自宅に帰ることなので、わたしが面倒を見るけどね。

一日に最低8時間はうってくださいとのこと。わたしは点滴をセットして、その薬液が流れるように調整し、テープで固定して、終わったら後片付けをする。今日、一連の作業をじっくりと見た。ふうむ。マスターすれば看護師レベル1になるかもしれん。点滴って別に免許いらないのね。

今週の土曜日に練習にいく。まさか点滴をセットする日がくることになろうとは。これは想像したことがない。ママンは「お前にできるのか」と心配していた。ふはははは。任せたまえ。お見舞いの間に看護師さんの作業はすでに目に焼きつけている! たぶん。

退院なんてまだ先のなかなー、タイミングはいつなんだろうなー、とか思っていたら、いよいよ来るようだ。本人の意向にそうためにできるだけのことはしてみよう。
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by netnetnet_78 | 2008-03-11 23:57 | 看病日記


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