2008年 01月 16日

桜庭一樹さんが直木賞受賞

すばらしい。実に、すばらしい。

桜庭一樹さんが直木賞受賞
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080116/acd0801161958003-n2.htm

桜庭一樹とは何者なのか。
この人、元というか現役?ラノベ作家である。

>第1回ファミ通えんため大賞佳作を受賞、作家デビュー。

ね? ラノベでしょ?

この人の出世作は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
桜庭 一樹 むー
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ね? ラノベでしょ?

この本は実に稀有な本である。
なぜなら、なんと文庫で出てからハードカバーになったのだ。

ハードカバー。あの表紙がゴツくてかさばって高い本である。
通常はハードカバーで出てから三年ほどして文庫になる。
また、ラノベがハードカバーで出ることはほとんどない。

それが、桜庭一樹が一般で有名になってきたため、
ハードカバーでお色直しして出てきたのだ。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
桜庭 一樹
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この本を見ていると、巷でよく争われるラノベの定義が
あやふやになる。ラノベだが、後に普通の小説として売り出された。

何を持ってラノベなのか。

ラノベだから読む。ラノベだから読まない。
そういう定義自体が意味はない。面白いものは面白いのだ。

わたし的に興奮しているのは。。。
ちょうど今、この本を読んでいるからである。文庫版をね。

今朝から読み始めて悶絶していたのだ。
くそ。。。こいつ。。。面白い! とね。さすが出世作。
80ページまで読んだが、うん、これはヤバいね。

そして、この人は、ああ普通の小説でも通用するなと思った。

文章がウマいんだ。ラノベっぽくちょっと崩して書いているところもあるが、
文章力はかなりしっかりしていて、読んでいて心地よい。

そう思っていた矢先に、このニュースだったので、
ちょいと驚いたね。あ、ちなみに直木賞をとったのは
「砂糖菓子~」ではなく、別の作品ね。

ラノベ出身者が直木賞を取るのは初ではない。

確かコバルト出身の山本文緒がプラナリアで
直木賞をとっている。そっちが初かな?

ただ、山本文緒は読んだことはないが、桜庭一樹は
今まさに読んでいる作家なので、軽い衝撃を受けたね。

それに、その時点で山本文緒はラノベを書いていなかったが、
桜庭一樹は今もラノベを書いている人である。

受賞作は未読だが「砂糖菓子」を読めば、そのゆるぎない
文章力に確かな才能の輝きを感じる。

ラノベ出身作家は、なかなか評価してもらえない文壇界
だが、やはり、力のある人が認められるというのは嬉しい限り。

。。。とはいえ。
一般に受けると、その作家はラノベを書かなくなるケースが多い。
(といっても、ラノベ作家が一般小説を書くこと自体が稀なのだが)

桜庭一樹は著作リストを見ると、去年までラノベを書いているようだが。。。
直木賞を受賞した作家がラノベを書くのかどうか。

さて、どうだろうね。
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by netnetnet_78 | 2008-01-16 21:59 | 雑記 | Comments(2)
Commented by ティム at 2008-01-19 21:29 x
王様のブランチで特集組まれてました~
この方、女性だったんですねぇ。
(パッと見、おしゃれそうな人でした。)

うおおぉ!読んでみてぇ。
Commented by オニミキ at 2008-01-19 22:38 x
>ティムさん
そうそう。実はわたしも男だと思ってましたよ。

>うおおぉ!読んでみてぇ。
では、わたしのAmazon広告をポチッとして。。。うひひ。

直木賞を受賞した作品はどうか知りませんが、
「砂糖菓子~」のほうは前半はワクテカが止まらなかったけど、
後半は失速しちゃった感じでしたね。ちょいと描写不足というか。
文章ウマいのは確かですけど。
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