2007年 07月 29日

自民大惨敗ですかそうですか

おおかたの予想通り、自民党が大敗した。大敗も大敗。歴史的大敗である。参議院過半数割れした場合、どうなるのか。それを調べてみた。

衆議院は参議院よりも優越が認められている。総理を選ぶのも議案の採決権も衆議院に優越がある。参議院にできることは「反対すること」。衆議院が法案を採決しても、参議院はそれを否決することができる。その後、衆議院の2/3で採決されれば法案は可決される。そして今、衆議院で与党は2/3をおさえている。

結局、法案は可決するようだが、いちいち反対されるため、時間がかかって仕方がない。ということになる。すなわち、今回のような強行採決ができない。あるいは、したとしても時間がかかって迅速に可決できないことになる。

参議院の任期は6年。この大勝を民主党は6年間保持し、自民党は6年間引きずることになる。衆議院と違って解散ができないため、この歴史的な大敗は自民党にとって大きな痛手に違いない。逆転するには3年後の選挙(参議院は半数ずつ選挙をおこなう)で自民党が大勝するしかない。

致命傷とはいえないが、毒を打ち込まれた感じか。どこまでの影を落とすのか想像ができない。どう政権運営をおこなうのか注視していきたい。

さて。今回、自民への逆風が吹き荒れた。いくつか逆風になる理由があった。今回の自民党は失点が多かった。そのなかで、どうしてもガマンできないのが年金問題。この件が安部内閣のせいになっているのがどうしても納得がいかない。そして、これさえなければここまでの大敗もしなかっただろうに。

高森アイズ「年金問題の隠された構図」
http://jp.youtube.com/watch?v=keKH1zrIDY8

興味深い動画があったので紹介しておく。3分のあたりから見るといいだろう。以前も年金問題の逆風は社保庁の自爆テロという記事を紹介した。この動画はもう一歩踏み込んでいる。

簡単にまとめる。社保庁改革法案を叩きつぶすため、社保庁が民主党に情報をリーク。なぜか安部内閣が犯人に祭り上げられて逆風が吹き始める。民主党のバックには自治労(地方自治体職員の労組)がついているため、民主党は社保庁改革法案を叩きつぶすために狂奔。会期を延長して年金改革法案を通していなければ、今回の大敗によって改革法案は通過すら怪しくなっていた。

実態としては
自民党(社保庁解体)vs民主党(解体つぶし)
となっているのに、それがネジれた状態で世論に伝わっているのが今回の選挙の異常なところである。とニュースはつづっている。

私的には自民党の社保庁解体案も効果があるのか不明で見切り発車感全開であるが、公務員にとどめようとする民主党案よりは変化が期待できるのではないかな。願望だけど。ていうか、自治労がバックについている民主党に改革なんてできるはずがない。

そんな濡れ衣チックな状況だけに、安部晋三としても辞めるわけにはいかないのだろう。そらそうだ。この状況で政権の座を手放さすなんて無念きわまりない。ついでにいうと、この状況下で後を引き受けたい人も自民党にはいないだろうが。

民主党は利用されただけと思っていたのだが、そこまで深い関係を持っていたとは知らなかった。驚いたのは民主党の支持母体。
・日教組
・自治労

もう民主党に期待はできない。絶対に教育改革も公務員改革も不可能じゃないか。参議院で大勝した民主党が社保庁改革をどうやって全力で叩きつぶしてくるのか。今後に注目していきたい。

しかし、まー、こうなったらこうなったで、一度は民主党に政権を預けてもいいかなと思ってみたり。民主党が本当に日本を任せるに足る政党か白日にさらしてみるのも良かろう。ひょっとしたら「やるじゃん! 民主党!」になるかもしれないし。でも、その数年で日本がエラいことになりそうな気がしないでもなく、怖いんだよなー。。。
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by netnetnet_78 | 2007-07-29 23:44 | 雑記


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