2007年 04月 22日

ゲームは感動をもたらさないのか

以下のようなニュースがあった。

知はうごく:コンテンツ力(7-3)日本の戦略
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070320/ent070320001.htm

世界で評価されている日本のコンテンツ、たとえば、
アニメやマンガやゲームを国策レベルで活用し、
日本のブランド力をあげようという記事である。

答えているのは「内閣の知的財産戦略本部
コンテンツ専門調査会」メンバーの浜野保樹氏。

アニメやマンガが海外で受け入れられているなんて、
10年も前から自明だろうに、国の動きは遅いよな、
というツッコミはさておき。。。

このニュースの一部分が某掲示板の住人たちの
感性にひっかかったようで、話題になった。
問題は次の部分。

> ゲームについては、ぼくは異論がある。アニメや
> 漫画は感動をもたらすけれど、ゲームは、お金だけ
> 持っていって、子供の時間奪ってますね。その人生に
> プラスアルファがない。宮崎さんとか他のアニメ見て、
> 人生変わったという人はいると思います。心ふるえる
> ほどの感動とか、ゲームは若干難しい。

なぜ、ゲームだけを度外視するの?
ということである。

それに対して、このようなカキコミがあった。

> 72 名前: 殲10(大阪府)[] 投稿日:2007/04/19(木) 22:25:13 ID:LXQV2zzg0
> 梅原の神ブロッキングをその場で見た外国人は
> 心ふるえるほどの感動してたんじゃないかな

このスレの紹介サイトでは、その神ブロッキング
とやらもあわせて紹介されていた。

背水の逆転劇
http://www.youtube.com/watch?v=LhF6WCfUn4k

この動画を理解するためには以下の知識が必要である。
・格闘ゲームは必殺技を防御してもHPがわずかに削られる
・ただし、ブロッキングという「特殊な操作」をすることにより、
 その削りを無効化することができる。
・梅原氏はケン(男キャラ)を使っていて、現在、瀕死である。

で、見たのだが。。。
心ふるえるほど感動したね。
うおおおお!!! と叫んでしまった。

問題のシーンは25秒目から。
チュンリーが千烈脚? を発動して、
一気に梅原ケンを削り殺そうとするのだが。。。

千烈脚は無数の蹴りを高速でうちまくる超必殺技。
対して梅原ケンはHPが0で一発防御しても死ぬ。

それを。。。
ブロッキング! ブロッキング!
ブロッキング! ブロッキング!
ブロッキング! ブロッキング!
ブロッキング! ブロッキング!
ブロッキング! ブロッキング!

なんじゃこりゃああああああ!!!!
たった一度でもミスれば終わる緊張感。
それをくつがえす、決してミスしない操作。
ギャラリーが叫ぶのもわかる。

今日は、この感動を伝えたくて、
記事を書いた。。。それだけである。

ニュース自体へもコメントをしようか。
個人的に、この人の言い回しで気になる点が
ひとつだけある。

宮崎駿の名前が出ていることだ。

アニメなら宮崎駿。マンガなら手塚治虫。
この二人は半ば神格化されている。普通の文化人たちが、
サブカルを誉めるときはこの二人の名前しか出てこない。

なので、逆にこう考えてしまうんだ。お前ら、
宮崎駿と手塚治虫しかしらねーんじゃない?

なので、結局、この何たら委員会とやらも、
宮崎アニメと手塚マンガ以外は認めないよ♪
という模範解答的な結論に到るのではないかなーと、
少し心配している。

ひょっとして、ゲームには、そういう
誰もが認める有名人がいないから、気にくわない
とか言っているんじゃないだろうな。。。

才能のある人たちが、その才能を伸ばせるように、
ちゃんと国としてバックアップしてください。
お願いしますよ。
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by netnetnet_78 | 2007-04-22 23:57 | 雑記


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