2007年 03月 03日

連ドラ感想「ハケンの品格・第8話」東海林は何を選ぶのか

> 大前さんアンケートには不向きですよね。
> オーラすごすぎるし。顔怖いし。

今回の話は、前回の続きである。
今回の主役は正社員の東海林(大泉洋)。

苦楽をともにした親友、里中(小泉孝太郎)の
企画を、部長命令とはいえ奪いとった東海林。
里中は、それどころか会社の席すら追われそうになる。

彼は親友の里中(小泉孝太郎)を守るのか。
それとも彼を見捨てて栄達の道を選ぶのか。

東海林にとって踏み絵となる回である。

> ひとつだけ誉めて上げたいところがありましたが。
> それは友達を思いやる心です。でも今は、
> それすらなくなったようですね。

今回の話は、東海林の心理変化をどう表現するか
追い掛けながら見ると、面白い。

もともと東海林には迷いがある。
・部長の指示とはいえ里中の企画を奪った後ろめたさ
・部長の口利きで好きでもない重役の娘と見合いする

このあたりなのだが「前途洋々たる未来」を前に、
彼はそれらの不満を封殺する。

前半部分は延々と東海林の苦悩を描き続けるわけだが、
そのブレイクポイントが部長のこのセリフである。

> 東海林。里中はトバす。
> あいつは営業部の戦力にならん。
> 子会社にいってもらう。

おそらく、東海林は里中が部長の空気を読めなかったとき、
何度も「よく言っておきますから」とフォローして、部長は
それで不問にし続けてきたのだろう。

だが、今回は違った。
部長は「トバす」と宣言した。

この非情な宣告が、東海林の心理が動いた瞬間なんだろう。
ここでフラグが立ったわけ。輝ける未来を蹴飛ばす展開自体は
簡単なのだが、それを視聴者に納得させる手順が必要になる。

会社人として死刑宣告を受けた親友を助ける。
これは、充分な理由となりえる。

> 俺たち部長の下でずっとやってきた。
> あの人に切られたら、俺たち行く場所ないんだぞ!
> もっとうまく立ち回れよ!

それから、里中と東海林の漢同士の殴り合いがはじまる。
こいつは、セレモニーだね。

東海林の「覚悟」を描き、迷いを吹っ切らせる。
そのための大きな大きな花火である。

> ミスタ。。。あなたの「覚悟」は。。。
> この登りゆく朝日よりも明るい輝きで道を照らしている。
> そして、我々がこれから「向かうべき正しい道」をも!

あ。。。使うセリフ間違えた。

> もっと他にぶっ飛ばしたいやつがいるのにな。
> 部長がなんだ。会社がなんだ。

ついに、東海林は宣言する。彼は土壇場で親友を選んだ。
手順を踏まえて、東海林の心変わりを描く。イイ仕事だね。
積もりに積もった不満が、爆ぜるセリフ。それがキーかな。

東海林は「企画が里中のもの」と上層部に報告するんだが。。。
次回予告を見ると、そのまま行方不明になったっぽいな。
どーなるんだ、これ?

ハケンの品格は3月14日で終わるらしい。@2話。
どう決着するつもりなんだろうな。読めない。。。

> まだ、なにもやってないでしょ。
> 現実的でないと言われて、それで諦めるんですか。
> そんなものは、現実にすればいいだけのことです。
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by netnetnet_78 | 2007-03-03 23:03 | テレビ番組 | Comments(2)
Commented by sue-ren2 at 2007-03-06 09:48
こんにちは!はじめましてー!
いつも楽しく拝見させていただいております(>_<*)
FEZもやっていますが ハケンの品格も毎週みています!
最後のアンケート用紙の裏も
あああ!!待って!東海林さん捨てないで!!ヾ(´囗`。)ノ
って感じでした・・・。あれあとで拾ってたりしないかなぁ・・・。

春子が誰を最後に選ぶのかも気になりますしね~!先が読めなくてワクワクしますね!
Commented by オニミキ at 2007-03-06 21:19 x
> sue-ren2さん
面白いですよねえ。FEZもハケンの品格も。
アンケートの裏に書くあたりが春子らしいと
いえば、春子らしいですよねえ。

> 春子が誰を最後に選ぶのかも気になりますしね~!
どうなるんでしょうねえ。わたしは、
春子は誰も選ばずに、契約満了と同時に
颯爽と会社を去ると思っていますが、はてさて。

春子には最後の最後まで「大前春子」で
いてもらいたいものです~。
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