2007年 02月 16日

想い出の味をもう一度

いきなりだが、わたしは帰ってきた。
どこかというと自分の勤めている会社の隣に。

今、出向している会社が自社の隣のビルという
なんともビミョーな場所にある。作業場所が
その会社内になったため、戻ってきた。

わたしはあちらにいるときから何度も豪語
していたことがある。曰く、会社に戻ったら、
某カレー屋のカレーを真っ先に喰らう!

昔、会社が移転する前、某カレー屋さんが
近くにあり、こいつが実にステキな味わいだった。

イカスミをベースとしたカレーで、
なんというか、「コク」がある。

実はコクなんて意味がわからない。
コクってなに? と聞かれても説明できない。
しかし、そのカレーにはコクがあると断言する。
イカスミが実に「深い」んだな。

会社が今の場所に移転するとき、そのカレー屋で
カレーが喰えなくなるのを残念に思ったものである。
ところが、やや離れてはいるが、移転先の地域にも
某カレー屋があった。

というわけで、わたしは足繁くそのカレー屋さんに
通っていたのだが、出向のためにそれも叶わなくなり、
ここ半年ほどはご無沙汰だった。

で。帰ってきた。どうするかって?
GO! しかないでしょ!

自社の周辺区域なので、ひょっとしたら
会社の知り合いにあうのではないかな、と思っていたら、
前方から後輩クンが歩いてきた。

会話に夢中のようで、わたしには気づかないご様子。
すれ違いざまに名前を呼んでみた。
反応は。

「jふぃあsじょl・・☆・おいうwj;;」

落ち着け。
まるで幽霊でも見ているようだな。
ちゃーんと足ならついてるぜ?

さて。そして、例のカレーを注文する。
トンカツカレーをひとつよろしく。

この焦げ茶色のルー。。。
ああ。会いたかったよ。

テイスティング。

。。。
。。。
。。。
なんちゅーんですか。

口から海が溢れ出ちゃいましたね。
洪水となってほとばしる海から、巨大なイカが
現れて、ばっちゃんばっちゃんと跳ねるわけです。
ぶしゅーっと吐いたイカスミが海を真っ黒に染める
んですが、わたしはそれを海水ごと飲み干し、
満足そうにニヤリと笑うわけです。

そこで ウ マ イ ゾ ー!!!!
と叫ぶ感じといえばいいでしょうか。

ごめんなさい。
大げさに言い過ぎました。

でも、マジでうまいですなー。
口から海水は吐かないけど、普通にウマい。
口の中で広がる芳醇なコクが、古ぼけた味の記憶を
刺激して、あの感動を再び思い起こさせる。

そうだねー。この味だねー。
一口一口に感動しつつ、幸福をかみしめる。
想い出の味というものは、実に感慨深いものである。

このカレーをまた食えるようになったのが、
支社(の近く)に戻ってきた一番の収穫かな。

あの周辺は繁華街だけあって、いろいろと店がある。
今までのランチ生活はワンパターンだったが、
今日からは、また楽しめそうだ。とりあえず、
気に入った店を順に回っていくかな。
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by netnetnet_78 | 2007-02-16 23:41 | 雑記 | Comments(0)
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