2007年 02月 14日

連ドラ感想「ハケンの品格・6話」鬼の目にも涙

何かしらんが、冒頭からいきなり
「くるくるくるくるくる!!!」
と叫び始めるんだな。大前春子(篠原涼子)が。
とうとう電波を受信しだしたか。

何がくる? 地震がくる!
というわけで、突然ゆれだすS&F社内。
お前はナマズかよ。。。

その揺れまくる地震のなかでも無表情に
電卓を叩いて仕事をし続ける大前春子。
電卓の叩き方が特Aクラスにしてはニブい気がするが、
そこは見なかったことにしよう。

大前春子がそこまでして仕事をするにはワケがある。
彼女は業務中に仕事を終わらせることに命を賭けている。

彼女のいうところ

> 残業は、仕事のトロイ無能な社員が、
> お給料の水増しするためにするものです。
> 残業は意欲のあらわれではなく、
> 職務怠慢のあらわれです。

とのことらしい。そんなわけで、
今日のテーマは「残業」である。

今回はバレンタイン・デイということで、
人気のチョコの店「シルスマリオ」のチョコを、
特設販売所を設けて売り出そうとする。

大前春子の提言で6人の人員が追加されるのだが、
緊急であったため、質の面で難があり、実に
やる気のないダメ派遣たちばかり集まった。

どれくらいダメかというと、正社員に勝手に
一目惚れして、いきなり本命チョコを渡し、
ふられると失恋のショックで仕事を辞めちゃう
くらいにダメである。

そ れ は な い だ ろ。

というわけで、予定していたウグイス嬢の子が
勝手に失恋してボイコットしたため、急きょ、
大前春子がウグイス嬢を担当することになる。

なんでも、ウグイス嬢をして、過去3人の代議士を
当選させたことがあるそうだ。どんな過去だYO!

ウグイス嬢をすること自体は別にかわまないようだが、
ハートの形をしたかぶり物をイヤがる春子。しかし、
大嫌いな正社員、東海林(大泉洋)に「かぶり物が
イヤなんだ」と挑発されて、引き受けることになる。

で。CM。

CM明け。
ものすごーくフキゲンな表情の大前春子のドアップ。
この表情が実にイイ。表現するならば。。。

こめかみにナイフが刺さるほどの頭痛に
さいなまれながら、奥の虫歯にかき氷が
染み込んで激痛がとまらない状況下で、
足の小指をタンスに打ち付けて悶絶
しそうなのを必死でこらえている。


こんな感じである。なんつーの。
この世に生まれてきたことを後悔している。
そんな表情である。

そんな表情なのに、ハートのかぶりもの。
テラシュールwww

その大前春子の切腹ものの姿を見て、
東海林は、人生の春のように喜ぶ。

> 笑って。スマイルスマーイル。
> 気持ち入れて。気持ち。

最悪である。

ここで大前春子のエンジェルボイスが発動する。
みょーにカワイらしい声で、淡々とチョコの
売り文句を読み上げる。

篠原涼子の地声じゃなさそうなので、
あれはアテレコかな?

チョコレートを送ることのすばらしさを
カワイらしい声で説いているのだが、
表情が親のかたきを見るかのようで、
眉間に深いしわが刻み込まれている。

。。。一応、愛の伝道師なのに。。。
このギャップ。。。明らかに確信犯。
だが、それがイイ!!!

初日が終わり、正社員の里中賢介(小泉孝太郎)は
明日の終わりに打ち上げをしようと春子を
誘うが、いつも通りすげなく断られてしまう。

> 「僕はあの人達が好きです。」
> 「そうですか。それが何か。」

強い。強すぎるぞ。大前春子!

翌日。相変わらず、淡々とした口調で
ウグイス嬢をする大前春子に、東海林が
「読み方にハートがない」とクレームをつける。

その後、いつも通りの人権無視の口論に発展。
里中が気を利かせて彼らを別室に連れて行くのだが、
春子の持っていたマイクがONであったため、
その内容の詳細がすべて会場にだだ漏れになる。

派遣を徹底的に見下す東海林。
義理チョコなど無意味と切り捨てる春子。

> そんなに義理チョコがほしいんですか。
> だいたいわたしたちは、モテない社員の
> 癒し係ではありません。

マイクがオンになっていることに気づき、
第6話にしてはじめて「しまった!」と
後悔の表情を浮かべる春子。

義理チョコを買おうとしていた女性客が、
威勢の良い春子の論調に同意し、一斉に
チョコの購入をひかえ、大量に売れ残る。

徹夜してチョコの追加注文に応えた
チョコレートメーカーは大激怒。

自分の失態を深く悔いる大前春子は、
決して残業しないという禁を破り、
東海林とともに謝罪におもむく。

そこで、いろいろとあって、何とか
機嫌をよくするんだが、そこは省略。

> 助産師のおーまえ、はるこです!

このあたりのセリフのイントネーションが
ちょっと好き。文字では表現できないが。。。

彼女は決して、残業をしないのではない。
それが自分のミスであり、必要であるのなら、
みずからの責任として残業する。そういうことだ。

すべてが片づき、時計を見ると9時5分。

> わたしとしたことが。

つぶやく大前春子は、上司の里中に呼び出されて
S&F社へと向かう。

真っ暗な部屋。そこに灯りがつき。。。
ケーキやシャンパンをもった社員たちの姿が。

2月14日は大前春子の誕生日だった。
年齢不詳だったが、ロウソクの本数を見る限り、
33歳になったようだ。

> 火事にでもなったらアブナイでしょ。
> バースデイゲーキは義理チョコよりもムダです。

といって、さりげなくロウソクの火を吹き消す。
このあたりが、本気でそう思っているのか、
照れでそう言って誤魔化しているのか不明である。

さて。
ここから大前春子が大前春子たるゆえんである。

会社における人間関係の形成を拒絶し、
無価値と決めつける春子は、人のいい正社員、
里中に対して、冷たい声でこう言う。

> 人の気持ちをわかって接待していますか。
> そんなんだから、営業部からはずされたんです。

手書きのバースデイカードを渡されても、
彼女は表情すら変えない。

> こんなものを、業務時間内に
> 書いているなんて。
> S&Fはお時給とお給料を
> ドブに捨てているようなものですね。
> 以上。

そう言い捨てると、くるりときびすを返し、
大前春子は会社を後にする。

いつものバスの停留所で、もらった
バースデイカードを眺める大前春子。

そこに書き込まれた真心のこもった言葉を見て、
春子の瞳からは涙があふれ、
ぽつりぽつりとカードを濡らす。

鉄の女、大前春子。
スナオになれないからには、
スナオになれない理由がある。

なぜ、彼女はありがとうと言えないのか。
会社とは関係のない人たちには向けられる笑顔を、
会社では浮かべることが出来ないのか。

ストーリーもちょうど折り返し地点である。
さて、どんな真相が明らかになるんだろうかねー。

<<過去ログ>>
連ドラ感想「ハケンの品格・第1話」大前春子(・∀・)イイ!
http://onimiki.exblog.jp/6336826/
連ドラ感想「ハケンの品格・第二話」変すぎ。だが、それがイイ!
http://onimiki.exblog.jp/6356174/
連ドラ感想「ハケンの品格・3~5話」面白いってレベルじゃねーぞ!
http://onimiki.exblog.jp/6465757/
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by netnetnet_78 | 2007-02-14 23:16 | テレビ番組 | Comments(6)
Commented by Felis at 2007-02-15 08:41 x
以前どこかの正社員だった時に事件があったとか(´・ω・`)
しかしまぁ、33はもしかしたら大前春子じゃなくて中の人?の年齢かもしれませんねw
どうだったかなぁ?
Commented by ろーらんさん at 2007-02-15 08:48 x
今シーズンのTVドラマは面白いものが多いですね(といっても2つしか見てないが。。。)
1つは「ハケンの品格」、もう一つは「秘密の花園」w
普段TVドラマをほとんど見ない私が続けて見てるのだから、面白いはずだ。
結婚したら嫁さんからしかチョコもらえなくなったよーorz
Commented by オニミキ at 2007-02-15 10:40 x
> フェリ助くん
たぶん、篠原涼子も同じくらいだったと思うよ。
30代前半の年齢設定にしたかったから、篠原涼子の
実年齢にあわせたのかもしれないな。
Commented by オニミキ at 2007-02-15 10:40 x
> ろーらんさんさん
ほほー。秘密の花園、面白いんですか。
あれ、録ってはいるんですが、まだ
見れてないんですよねー。あとで見てみます。

> 結婚したら嫁さんからしかチョコもらえなくなったよーorz
ならば! バレンタインデーだけ離婚して、
1日独身となるベスト・ソリューションを
提案いたします!
Commented by ノルト at 2007-02-15 19:07 x
・・・フフフフフ、フハハハハァァァ!
チョコもらったぜい!義理チョコだけどねorz
他にももらったんだけど、結構センスがいいものでちょっと感激してしまった・・・不覚。
Commented by オニミキ at 2007-02-15 19:46 x
> ノルトさん
ホワイトデイは3倍返しの方向でw
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