2007年 01月 11日

映画感想「ブレイブストーリー」

2500円という安さに負けて、
ブレイブストーリーのDVDを買った。

ブレイブストーリー
ブレイブ ストーリー
ブレイブ ストーリー
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原作の小説が良かったので、
興味があったのだよね。

両親の離婚による家庭崩壊の危機を回避しようと、
小学5年生のワタルが願いをたった一つだけ
かなえてくれる幻界へと旅立つ話。

読書感想「ブレイブストーリー」
http://onimiki.exblog.jp/5285289/

この映画が小説を越えられないことは
見る前からわかっていた。

映画には2時間という絶対的な尺がある。
文庫本3冊にも渡る膨大なテキスト量を
圧縮するには、あまりにも足りないのだ。

加えて、バックにフジテレビがついている。
テレビ放映を考えて、2時間枠の厳守を
求めるのは当然だろう。

そんな逆境に配慮してみてみると、
頑張ったなーと誉めてあげたい気分になる。

あの長い原作を極限まで削り込んでいる。
F1カーよりもムダがない感じである。

あの原作を2時間に圧縮しろ!
というプロジェクトXをクリアするには、
これ以外ないだろうという展開である。

小説に比べれば描写がたりんよなーとか、
話の展開が速すぎるよなーとか、
あのシーン、カットしちゃったかーとか、
そーいうのは、確かにある。

でも、この映画はこの映画とわりきれば、
それほど悪いもんじゃないと思う。

ただ、積み重ねたものが小説ほど厚く
ないので、どーしても薄っぺらいものを
感じちゃうのね。

この物語は、旅の果てに、ワタルが
最後にたどり着いた「願い」の結論にこそ、
すべてのテーマが込まれている。

その裏打ちとして1000ページもの
枚数が費やされているのだが、そのあたりが
少ないので映画版は説得力に欠けるかな。

まー、映像はキレイだよ。特にワタルの
勇者の剣のコミカルな動きとかね。
もはや自律型CPU搭載。すげー性能。

ただ、キャラデザがなー。。。ワタルと
主人公のライバルであるミツルのデザインは
かなりイイんだけどねー。他がビミョー。

あと、ジブリ手法をマネて、名の売れた
タレントを声優に揃えている。で、けっこーウマイ。
ワタル役の松たか子とか、フツーに声優できるぞ。

ただ、ウエンツはちょっと。。。微妙。
その彼がライバルのミツル役なのが困る。

ブレイブストーリーに興味があるなら
小説を読め、というのがワタシの解答。

地上波でいずれ放送すると思うので、
タダで見るにはちょうどいいかもしれない。
別に、酷評するほどではなかったからねー。

だいたい、夏場のアニメ映画評価は

トキカケ>>(越えられない壁)>>ブレイブ
>>>>>>>>>>>>ゲド

だったのだが、まー、確かに、そんな感じだなー
と思った。

なにが言いたいかというと、ね。
トキカケをはやくDVD化しろ!!111
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by netnetnet_78 | 2007-01-11 23:43 | 映画感想


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