2016年 03月 30日

オルフェンズ感想

Gレコの壮大なる爆死を受け継ぐ形で登場した「鉄血のオルフェンズ」。それがようやく、完結した。。。と言っても、最近流行りの分割放送というやつで、また秋に続きをやるそうだが。

完結記念ということで、感想を書いておく。

とりあえずとしては、第23話までは惰性で見て、第24話で刮目し、第25話はリアルタイムで正座して見た感じ。最後の最後は良かったが、ちょっと火がつくのが遅かったかな。

わりと終わりのほうまで、これはガンダムなのか、という点で違和感がずっとあった。なんていうか、別に「銀河任侠伝オルフェンズ」でも別にいいんじゃないかと。ガンダムじゃなくてもいいよね、これ、と。もちろん、最近のイケメンガンダムに、初代のガンダムらしさがあるのか、と言われるとアレなのだが、オルフェンズはどうしても違和感が拭えなかった。

おそらく、それは二つの理由がある。

まず、第一に、さほどガンダムという種類の機体にフォーカスがあたっていない。ただの量産機よりも優れた何かであろう、ワンオフの機体がガンダムなのに、そういう描写がないのだ。よって、ガンダムの特殊な強さがよくわからない。ぶっちゃけ、見ていて、ガンダムが強いというより、阿頼耶識が強い、という印象で、別に何に乗っていてもミカヅキは強いだろう(最後の最後でバルバトスの深さ、みたいなのが出たけど、遅すぎる)。

もう一つは、キャラクターの視点。オルフェンズは鉄火団の団長オルガとオルフェンズのパイロット、ミカヅキのW主人公の体裁をとっているのだが、何を考えているかわからないミカヅキより、オルガの団長としての苦悩をより深く描く形となっている。これは、ガンダムで例えると、アムロではなくてブライト艦長の視点で描いているという形になる。ガンダムって、パイロットたちの苦悩を描くものだと思うのよね。

それらの差異が、どうしても、ガンダムというより、銀河任侠伝オルフェンズだよなー、という感じとなってしまう。

銀河任侠伝かガンダムなのかはさておき、ストーリーとして見ると、序盤は展開が遅すぎて眠かったが、最終盤はとてもよかった。正直、最後の2話でここまで盛り上げてくる期待はなかった。ようやく、それぞれの登場人物たちの負けられない想い、因縁が交錯し、限界を超えて戦う。。。いやー、熱かった。最終話はリアルタイムで見ざるを得なかった。

最後は面白かったのだが。。。いかんせん、遅かったなーと。この盛り上がりを第一クールくらいでぶつけてくれればよかったのに。オルフェンズは2クールでやっていたが、いらない話を切って、1クールに圧縮すればストーリー密度がよかった。

あと、オルガとミカヅキの過去も引っ張りすぎ。オルガもミカヅキもいびつな性格である。ミカヅキはオルガのためならなんでもやる性格だが、オルガはオルガで仲間=家族であることに異常に固執している。あのあたりの二人の執念は過去になにかがあった、とずっとほのめかしているのだが、ほのめかしたまま、とうとう終わってしまった。第2部を見てね! ということなのだろうが、いくら何でも引っ張り過ぎで、せめてもう少し踏み込むべきである。彼らの命をかけたこだわりが、頭では理解できても共感までいかない。

結局、オルフェンズ第一部は長大なプロローグにすぎない、とみなすとすっきりする。序章なのだ。そして、最後でようやくストーリーが動き、本編が始まる。。。という感じだろうか。

とりあえず、ミカヅキは右目と右腕がダメになったが「オルフェンズに乗っていると動く」と言っているので、これ、神経が焼き切れた、というよりオルフェンズに同化しちゃったんじゃないの? という印象を受ける。

なので、きっと第二部の最後は、オルフェンズに完全に取り込まれたミカヅキを呼び戻すため、オルガが熱く叫ぶシーンがラストをかざるんだろう、と予想しておく(笑)
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by netnetnet_78 | 2016-03-30 07:22 | 雑記


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