2014年 04月 13日

第三回・電王戦終わり

第三回・電王戦は、コンピューター側の4勝1敗で幕が下りました。

コンピューター側の圧勝、という結果ですね。

バグ取りしたせいで強くなったコンピューターを出すか出さないかでモメまくった第2戦(結果、元のバージョンで対戦し、コンピュータ側の勝利)を、振り回された状況を考慮して人間側の勝利とみなしても3勝2敗です。

おまけに、エースとして期待された2人のA級棋士が負けたとあっては、もう、完敗という結果とみなしてよいでしょう。

今回、人間側には「コンピュータのソフトを2、3ヶ月前? くらいから渡し、研究する時間」が与えられていました。これは人間へのハンデというより、実戦でも対戦相手を研究するのだから、当然の権利でしょう。

むしろ、ついにプロ側が本気を出した、といえます。

当初は研究しているから、人間側が有利じゃないか、と予想されていました。

チーム構成もそれを反映しています。

A級棋士が2人で、この2人は必勝だと考えていたのでしょう。他の3人のうち1人は勝つだろうから、面白いシーソーゲームになるのでは、という読みが伺えます。

第2回の時点で、A級棋士がうっちゃられていますが、あれは、500台のパソコンを並列化させた最強最悪のラスボスでした。なので、1台のパソコンとやりあった場合は、まだA級棋士側が優位なのでは? というのが大勢でしたが。

それが、この結果であります。A級棋士2人を含めた、4敗。

絶対に「コンピューター>>A級棋士」とは思いませんが、やはり「ミスの数が勝敗を決する」レベルの戦いになると、感情や疲労のある人間側が不利なのは間違いないでしょう。その特性が、多少の棋力差すら逆転してしまうのでしょう。

次の第4回はどうなるのでしょうね。今回みたいにA級棋士の数を増やしていってもジリ貧だと思うのですが。

将棋連盟としては、タイトル持ち、という聖域を死守したいのでしょうが、どうするのでしょう。というか、羽生さんという聖域をどうやって守るか、といったほうがいいかもしれませんが。

羽生さんは一般にも知られている人ですからね。彼がコンピューターに負けると、一面トップの価値がある記事になります。将棋連盟としては避けたいでしょう。

どうせなら、チマチマと出し惜しむよりは、羽生さんvs500台並列化GPSで華々しい最終決戦をして終わってもらいたいものですが。。。連盟側の一手は何でしょうね。
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by netnetnet_78 | 2014-04-13 11:36 | 雑記 | Comments(4)
Commented by 名無し at 2014-04-16 16:54 x
確か第3回電王戦にはA級棋士は1人しか出てないと思いますよ。
正確にはB1級に降格決定のA級棋士ですが・・・
まあ第2回の時点でばりばりA級が完敗してますので、書いてある記事はまったくその通りで変わらないと思います。
VSPCに踏み込んだ時点で、最後は名人が出ざるえないと思うのですが、どうするのでしょう?
チェス界はとっくに負けてますが、王者の権威は落ちてないので、
最強のPCに華々しく負けるのもありだと思います。はい
Commented by オニミキ at 2014-04-17 00:17 x
>名無しさん
おっと、失礼、A級棋士1人だったんですね。失礼しました。副将と大将がA級棋士とばっかり。。。ということは、第二回よりはメンツ的に落ちているんですね。なんてこったい。

それだと、連盟側の引き伸ばしはもうちょっと続きそうですね。。。




Commented by 名無し at 2014-04-17 20:44 x
いやメンツ的にはちょっとだけ上がってるんですw。
第一回が先鋒、期待の新人、次鋒、プロ最底辺、中堅期待の若手
副将、元タイトルホルダーで今普通、大将A級(元タイトルホルダー)なら
今回は先鋒が期待の若手、中堅が若手のエースに変わったので
次は若手精鋭軍団、大将A級(今期タイトル挑戦)くらいの
引き延ばしですかねw
Commented by オニミキ at 2014-04-19 13:23 x
>名無しさん
わかりやすい解説有難うございます。

なるほど、そういう顔ぶれだったんですね。9段が二人いるから、A級棋士二人かくらいの感じでいましたw

唯一勝ったのが「若手のエース」なんですね。勢いのある人間なら、まだコンピュータ相手にも勝てるのかもしれませんねえ。
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