2005年 03月 05日

さようなら、ぷろぐらま

IT業界につとめる1IT戦士のつぶやき。
ゲームに関係ないけれど、興味のある人はどうぞ。

いきなり予測。
プログラマという仕事は10年以内に消える。
少なくとも、だいぶ仕事は減るんじゃないかな。





みなさんはアニメを見る?
自分は昔は見てたけど、最近は見ていない。

アニメの仕組みはパラパラ漫画をリッチにした
もので、一本のアニメを完成させるためには
大量の絵、セル画が必要となる。

当然、セル画は描かないと完成しないわけで、
その人たちをアニメーターと呼ぶ。

ここからはテレビの受け売り。
アニメ業界はこのセル画作成という仕事を単価の安い
外国に発注するケースが多いらしい。アニメ業界は
伝統的に安い制作費で依頼がくるので、国内製造
では割に合わないそうだ。

その番組では、若手がセル画を描くという仕事を
せずに上流の仕事に来るため、技術の空洞化が
問題になっている、と結んでいた。

どこかで聞いた話だな~と思っていたら、
自分のいるIT業界も、まさに今、
これに近づきつつある。

オフショアという単語、聞いたことあるかな?

@ITとか見てると、ポコポコ出る単語なので、
この業界にいればわりと聞いたことあるかもしれない。
ようするにお仕事を海外に発注するということ。
日本の場合、ターゲットは中国を指すことが多い。

IT業界も伝統的なのかどうかは不明だけど、
最近は「低コスト・短納期」が大流行で(流行らすなよw
国内製造じゃ無理なんじゃないの? という
限界点に近づいている。

その福音がオフショアで、外国に発注すれば
単純に単価を押し下げられる、という実に安直だが、
確実に効果のある方法として着目を浴びている。

で、遅ればせながら、自分の勤める会社も
オフショアなるものを始めだした。

言語圏の違う、距離も離れた人に仕事を任せて大丈夫?
プログラムの品質問題ない? とささやかれていたものの、
担当した人たちに聞くと、わりとまともなものが
きているような感じがした。

本人たちは「中華プログラムめ!」とボヤいて
いたけど、日本のどこに発注しても、外注する以上は
多少なりと意にそぐわないようなものがある気もする。
ようはボーダーラインを超えているかどうかで、
それは守っている気がした。

自分がたずさわったプロジェクトではないので、
本当に守っているかは不明だけど^^;

この結果を踏まて、自分は考える。
将来のIT業界は今のアニメ業界と同じことが
起こるんじゃないかと。

プログラマという仕事がなくなる、とは大げさに
しても、大幅な市場縮小に転じるんじゃないかな。

品質にたいして違いがないのであれば、
安い手段をとるのは当たり前のことだろう。
日本で製造する必要性はない。

これによるダメージを受けるのは孫請け以降の、
プログラマ派遣を中心とした小規模な会社かな。
よくできるSEを派遣するような少数精鋭の会社に
ビジネスモデルを転換する必要があるかもね。

大規模な会社は、もともとプログラマ経験を
あまり積ませないキャリアパスを引いているので、
なんら問題ないかな。

自分たちが、最前線でプログラムを作り続けた
最後の世代になるのかもね、ひょっとすると。

・・・
10年後も20年後も、あいかわらず
みんなでゴリゴリ夜な夜なプログラムしてたら、
この記事のことを思い出して、笑ってくださいw
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by netnetnet_78 | 2005-03-05 01:16 | 雑記


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