2013年 03月 22日

「もしドラ」やっぱり売れまくるのには、理由があるわけでして

「もし女子高生がドラッガーのうんたら」を読了しました。

面白かった!

アニメで全部見ていたので、筋は知っていたんですよ。
だけど、ですね。。。なんと感動してしまいました!

ドラッガーの知識にむりやり当てはめただけのご都合小説かと思っていたのですが、きっちりとした小説になっています。というか、ドラッガーはどうでもいいです。

主人公の女子高生のみなみちゃんが野球部にある問題を、いろいろと解決していくわけです。そのときの教科書になるのが、ドラッガーの本「マネジメント」なんですね。

お話づくりの基本として、ヘルパーさんというのが、重要になります。

不完全で弱々しい主人公を教え、導き、補完するのがヘルパーさんの役割です。スターウォーズだと、ヨーダみたいなものです。本作では、ドラッガーの「マネジメント」がその役割を果たします。

悩んだとき、マネジメントにはどう書いてあるんだろう?
みたいな感じですね。

売れているビジネス書籍の内容って「言われてみれば、当たり前な常識的なことを、言語化した」だけだったりします。なので、マネジメントの提示する解決策っていうのは、非常識な内容でもないので違和感がないんですね。

妥当な解決策を提示し、さらに権威までつけてくれる。素晴らしい!

無機物をヘルパーにするのは、なかなかいいですね。人間だと、落ち込ませたり、悩みをもたせたり、いろいろ「ドラマ」させないといけませんからねw

ただ、我らがヒロイン、みなみちゃんは無機物ではなく、人間であります。
だから、悩みます。

マネジメントによると「人間はどうしようもなく弱い生き物」だそうです。それを束ね、ひとつの力とするのが、マネジメントである、と。

主人公であると同時に、みんなのヘルパーとして、弱い仲間たちを支え続けていたみなみちゃんも、ついには心が折れる日が訪れます。

みんなに「感動」を与えるため、甲子園に出場する、という目標を掲げた彼女ーー
だけど、深く絶望の淵に落ちた彼女ーー

その彼女に、再び希望の光を見せたのは、彼女が支え続けた仲間たちです。成長し、ともに甲子園出場を目指す仲間たちーーあるいは、もうひとりの彼女が、みなみちゃんに「感動」を返すわけです。

想い、というか、感動の受け渡しが、この小説のうまいところです。だから、こう、胸に来るのでしょうね。

世間に汚れた大人としては、こんなにうまくいくわけねーだろwww と思ってしまうわけですが、まあ、お話としては、非常に良いかと思います。

いいんじゃないでしょうか。

しかし、まさか、あのハックル先生にやられてしまうなんて。。。

なんていうか。。。
「く、くやしい、でも感じちゃう(びくんびくん」みたいな気分です。
[PR]

by netnetnet_78 | 2013-03-22 00:09 | 雑記 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 世界中のオイスターを殲滅せよ!...      俺の、俺の。。。iPadがああ... >>