2013年 02月 07日

オニミキ in 上流階級

「ごきげんよう」
「ごきげんよう」

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やってきちゃいました。夜のザンギ。夜のスクリューバイルドライバーこと、夜の銀座に。めくるめく夜の世界に。なんですかね。光。光がね、すごいです。ちょっと明るすぎませんか、ここ? 夜ですよね。たぶんね、絶対、比べると明るいですよ、昼のジンバブエとかより。

なんで、夜のザンギなんていう、シャレオツな場所に来たかといいますと、上流階級の人たちと会うためです。

どういう人たちかというと。。。
・某大手企業の課長さん
・ITベンチャー企業の社長さん

前にですね、ありったけの勇気と、腰を絶対に抜かさないぞ、という気持ちを持って聞いてみたんです。年収おいくら万円ですか? と。

答えはですね。にやりと笑ってですね、ニヤリと笑って「ま、もらっているよ」と。

も ら っ て い る よ。

今までわたしの知り合いに同じ質問をすると、みんな死んだ魚のような眼をして「仕事と吊り合わない」「生きていけない」「今月はマクドナルドのバイトより時給が安い」などという、なんとも不景気を反映した、あなかなし、な返答でした。これが庶民です。世界の最底辺を這いずり、搾取され続けるものたちの叫び。それがですね、余裕の笑みとともに吐き出される、もらっているよ。「わたしの戦闘能力は53万です。ですが、ご安心ください。もちろん本気は出しませんから」と言われた気分です。

世の中には、上流階級というのが、確かに存在します。

彼らに会ってね、まず、連行されたのがですね、シャンペンバー。
シャンペンバー。そういう類の店があること、はじめて知りました。

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これ。
お値段、2500円です。

一杯で、2500円。

3人でじゃないですよ? コップ一杯で、2500円。あー。。。わたし、オサーカに在住していたとき、250円のとんかつ定食とか食べていたんですね。その10倍。わたしの食費10回分が、この小さなコップ内に凝縮されているのです。

いや、奢ってもらいましたけど。庶民的に破産金額ですよね、2500円。シャンペン一杯にそれ払えるのかあ。。。

なんだか、店がギャグでしてね、バケツが置いてあったんですよ。

で、それの値段がですね、26万円。

何に使うのかよくわからないですけど、ていうか、何製ですか? ダイヤでも埋め込んでいるんですか? オリハルコン製ですか? よーしパパ、王者の剣作っちゃうぞーとかやかましいわ。こんなの近所の雑貨屋で2000円で買えます。なんと、シャンペンより安いぞ、ちくしょーめ!

その店を出るときに課長さんが言いました。「次はブルガリやめて、エルメスでも着るかな」

。。。?
ブルガリ? エルメス? は? なに、その二択。なんで選択肢になっちゃうの? 今までの人生で、その選択肢が出てきたことないよ。サラリーマンの二択ってハルヤマかアオヤマのどっちかだよね?

他にも意味不明だったのは、社長さんが「200万円のカバンを奥さんに買った」というエピソードですね。

え? ただの布切れが、ハイテク技術の結晶、車よりたたたたたたたたたたた高いんですか? すいません、なにがそそそそそそんなにすごいんですか? あらゆる能力を打ち消す魔法のカバンなのでしょうか、実は四次元ポケット的ななにかで未来のアイテムが入っているとか?

200万円?
そんなものを、買おうと思ったことがありません。

「いやー、嫁にねだられちゃって」はははははは、と笑っていまして。なるほど、ちなみに、わたしがね200万円のものをねだられた場合、目の前につきつけるのは離婚届。絶対的な防御壁を使い、邪なる欲望を打ち砕きます。よかったですね、結婚していなくて。

そんなにわたしにも、Get a chance!

「ははは、オニミキさん、恋人作ろう、恋人! 合コン、やろう!」

わたしもですね、色めき立つわけです。寂しい身の上ですからね。これは、永久凍土のようなわたしの人生にも、なんていうか、春? 小春日和? 分厚い氷を突き破って緑に輝く命の灯火が芽吹いちゃうんじゃないでしょうか? きたよ、これ、ききききききたよ!

「俺のね、同僚がね、合コンいったんだよ! 独身限定でね、俺は結婚してたからいけなかったけど! なんかね、高級コンドミニアムを借りてやったらしくてね! そういうステータスの高い人ばっかり集まっててね! なんか、その同僚、高級デパートの女性社員と仲良くなれたんだって!」

ああ。。。なんていうんでしょう。
ここまで魂の冷える合コンの誘いもありません。

なんですかね、高級コンドミニアム? 借りる? ハイステータス?

そこね、あれですよね。年収がガチで戦闘能力扱いされる世界ですよね? 年収がアレじゃないと人間扱いされない世界ですよね? そこにわたし言ってもね、たぶん、銃を持った農民扱いですよね。で、ラディッツみたいな表情で言われるんですよね「戦闘能力5か。ゴミめ」みたいな。いや、そもそも、見えないかな。。。誰にも相手されずに、こう、壁のシミにななななななって。。。

No chance...

上流階級、やばい。
宇宙と同じくらい、やばい。

という感じで、夜のザンギの一夜でした。
ちなみに、終始、こういった、上流階級パワーの迸る会話が満載でした。

なんというか、面白いなあ、と思うわけです。いちいち感覚がですね、庶民とズレてるんですね。それ違うよ、と。なんで、そんな、全力でツッコミ待ちの発言するの、と。その脇腹のガードはわざと下げているのかと。そこに攻撃したら、がしっと腕を掴まれて「引っかかったな! 肉を切らせて骨を断つだあああああ!」とか熱いクロスカウンターくらいませんかね?

はした金だよねwww みたいに言っているお金の桁がですね、庶民と明らかに1桁ずれています。
お前らだけ、アベノミクス成功してるよね? お前らだけジンバブエ在住?

世の中にはですね、そういう世界があるんですよ。無限に金の湧き出る財布をもつ人たち。

この価値観の明らかなるズレが、いちいち話していて面白いです。わたしが生きている上で、その価値観を手にすることはないでしょう。ただ、そういう価値観で生きていて、そういう価値観でも余裕で生活を成立できる人たちが、たしかにいる、そういう世界がかいま見えるってのは面白いです。

別にわたしはマックで100円のコーラで満足できますし、500円くらいの定食でも困りません。なので、うらやましい、とは思いません。なぜなら、必要ないからです。ダイヤモンドはきれいでも、わたしにはいらないので、誰かが持っていても別に欲しくないです。だけど、その、そういう異なった方程式で人生を歩き、無数のダイヤを持つ人たちがいる、そこをかいま見える、というのが面白かったですね。

これが、上流階級か。。。

ただ、この人たちって、間違いなく上流階級なんですが、たぶん、あっちの世界では、まだこっち側に近い人たちなんだろう、と思います。あっちの世界の最深部、まじでリリアン女学院とか桜蘭高校とか通っちゃっている人たちの世界って、どこまでぶっ飛んでいるんだろうなあ、と思うわけです。「お姉さま、1200万円が1100万円ですよ、お安いですわ!」「そうね、お買い得ね。わたしたちはなんてお買い物上手なのでしょう」おほほほほ、みたいな。それと似たの、庶民の店で1000円で買えちゃうっつーの。

では、ごきげんよう。
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by netnetnet_78 | 2013-02-07 00:37 | 雑記 | Comments(4)
Commented by テッケソ at 2013-02-07 18:33 x
じゃ、もっと貧乏くさい街に飲みに行こうぜ!
Commented by タカト at 2013-02-07 21:32 x
上流階級の方々はもっと金を使ってくれ!
あ、俺は上野とかでしか飲んだことないな~
Commented by オニミキ at 2013-02-09 22:25 x
>てっけそさん
人間、身の丈にあったのが一番だなw
Commented by オニミキ at 2013-02-09 22:33 x
>タカトさん
上野の階級とか、どこらへんか、わからんw
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