2005年 01月 09日

ゴジラFINAL WARS・北村龍平(75点)

お正月の風物詩。ゴジラも50年目。
いよいよこれが最後になるそうな。

で。感想。
自分的にはわりと楽しかった。
「ハウルと同じ程度に面白いね」と言ったら
「それはないから」と却下された。
でも、楽しかった。

エンターテイメントとしてなかなかよかったことと、
5分おきに1回は突っ込めるステキな脚本。

上質な映画として仕上がっております。
ゴジラがいなくても、シナリオに何の問題もないがな!

↓↓↓けっこう長いです



<<以下、ネタバレあり>>

さて・・・どこから料理すればいいのやら。
ツッコミどころがありすぎて、困りますw

世界設定をば。
環境破壊がすすんだため、怪獣たちが目覚めたらしい。
このあたりの因果関係がいまいち不明だけど、あえて
気にしないようにしましょう。

で、目覚めた怪獣に対処するため、地球防衛軍なるものが
あるのは、ゴジラシリーズおなじみかな? いつもと
違うのは、M機関とかいう怪しげな特殊兵士たちがいること。

M機関。ミュータント機関。数年前から確認された
特殊能力をもった新人類をミュータントと呼び、対怪獣用に
あつめた機関らしい。

どこのX-Menですか?

で、一方の主役のゴジラは、数十年前に昔の地球防衛軍、
といっても、たった一機の戦艦に南極で倒され、冷凍保存中。

で、お話スタート。地球防衛軍の戦艦、轟天号が海底で
ヘビのような怪獣と戦っているところから始まる。

艦長はドン・フライ。ドン・フライですよ、奥さん!

格闘大会・プライド、アルティメットの雄!!!

なぜか常に日本刀を携帯しているけど、
怪獣相手の戦艦で日本刀を使うときはあるのでしょうか。

ヘビの攻撃で轟天号がきしみをあげようが、マグマ帯に
つっこもうが、悲鳴をあげる一般兵を尻目に微動だにしない
ドン・フライ。

さすが男!!!
一瞬、CGかと不安になったのは秘密だ!

その轟天号、ドン・フライの無謀な勇敢な
作戦指示もあり危地を脱する。

そしてメーザーの一撃で冷凍化し、戦艦全部の
ドリルでゴリゴリと木っ端みじんに破壊!!!

「メーザーって冷凍できるんだ」と思っていたら、
これ以後は、常に爆発していた気がするけど、
たぶん、気のせいということで。

怪獣は倒したものの、轟天号は修理行きとなり、
カンカンになった司令官に怒られ、
ドン・フライ、懲罰房行き。

ここでシーンが変わる。

ドン・フライの部下には、主役の松岡がいて、
ケインと訓練で戦っている。裏拳、前蹴り、
回し蹴りを駆使してお互いに戦っている。

なぜ対怪獣部隊に体術がいるのかはドン・フライの
日本刀同様、ナゾ。


空中で腕ひしぎ逆十字を決めて、遊園地の
コーヒーカップのようにぐるぐる回りながら
着地する、という味のある演出が楽しめます。

戦いは松岡がケインののど元に手刀を寸止めし、
終わったと思いきや、そこからケインが隙をついて
反撃し、松岡を押さえ込んで逆転。

「お前は甘いんだよ」
と鼻で笑うケイン。日本語の発音が変なので、
イマイチ決まらないけど、調子に乗っているのはわかる。

訓練なんだから、クリーンヒットもらいかけたお前の
負けじゃないのか? と思っていたら、その後に
「どうして手を止めた」と逆ギレしはじめる。

困ったチャンだね。ケインくん。

で、轟天号が修理中のため、暇になった松岡に
新しい任務がくだる。国連から派遣された科学者を
護衛せよ、とのこと。で、登場するのが菊川怜。

菊川怜について研究所に行くと、
ガイガンという機械と怪獣をミックスした個体が
あった。解説する科学者が「このような技術は
地球上にはない」と根拠もなく断言すると、
菊川怜は「なら、これは地球外からきたんですね」
と応える。

その理論、飛躍しすぎだと思うのですが。

で。唐突に怪獣の大進行が始まる。
世界各地で5、6匹の怪獣がドドンと出現。

・羽ばたきの衝撃でビルは破壊できるが窓は割れない
・ミニチュアくさい戦車

などなど、見所もりだくさん。
みなさんも、探してみよう。

地球防衛軍はその対処に奔走する。
東京にはエビラという適当すぎる名前のエビ怪獣
出現。科学者の護衛はどうでもいい任務だったのか、
松岡もかり出され、ケインら他4人のミュータントと
ともに、バズーカ片手に怪獣相手に白兵戦を挑む!!!

ガンダムにはMSを素手で倒す格闘家もいたんだから、
ゴジラにバズーカで怪獣倒す隊員がいても不思議ではない。

M機関の司令官が指示。
「3人は派手にやれ! それに気が取られているすきに、
 ケインと松岡がとどめを刺せ!」

また、適当な。

5人は一緒に動き、かたまってバンバンバズーカを打ち出す。
隊長の指示、いきなり無視かよ!

ミサイルの直撃でもビクともしない怪獣にバズーカで挑む
無謀。自分なら辞表を叩きつけたいところだけど、彼らは
ひるまず、バズーカを撃つ。

ケインが「俺たちが突っ込む。援護しろ!」とまた隊長無視
独断行動。松岡とケインは零距離に肉薄。エビラにバズーカを
撃ちまくる。松岡とケインの撃つバズーカ以外、レーザーの
跡がないのだけど、ほかの3人、ちゃんと仕事してたよね?

エビラを打ち倒し、ケインが変な発音で
「悪いけど、エビは嫌いなんだ」と決めているらしい
セリフと同時にとどめを刺そうとすると、突如、エビラの姿が消える。

世界各地の怪獣もまたぱっと消える。

なんだ!?
と思ったら、怪しげなUFOが地球に襲来。対空システムという
単語が存在しないのか、無抵抗のまま、あっさりと地球防衛軍は
真上にUFOの移動を許してしまう。

警戒する地球防衛軍。すでに上空をとられてから警戒を強めても
意味がない気もするし、また巨大なUFOに向けて
ライフル銃かまえるというのも意味がない気がする。


さて。そこにUFOから、行方不明の国連事務総長が。
彼曰く「待ちたまえ。彼らは敵ではない」。

彼に従ってUFOに行くと、
マトリックス風にコートとグラサンをした自称X星人という
怪しげな連中が待っていた。

彼らは怪獣を消したのはわれわれで、自分たちに敵意はない
とのこと。地球にきた目的は地球に迫る巨大な妖星の危機を
教えるためとのことで、それを迎撃するには地球上の全戦力を
準備する必要があるとのこと。

それだけの科学力があるのなら、
親切ついでにその妖星を迎撃してくれればいいのだけど、
そこまではしてくれないご様子。

怪しさ爆発のX星人。松岡や菊川怜は疑ってかかる。
国連事務総長が「まばたきしないから怪しい」
根拠の薄い理由で動き出す。

テレビのアナウンサー?をしている菊川怜の姉が
国連事務総長をホテルで捕まえ、インタビューを
開始する。

国連事務総長って、アポなし取材OKなのね。
明らかにうっとおしがっている国連事務総長。
が、背後のボディーガードは微動だにせず。

それは暴漢があらわれて、国連事務総長に
刃物をふるったときも同じで、事務総長は
負傷してしまう。お前ら仕事しろよ。

ハンカチについた血液を鑑定すると、
明らかに人間のものではないと判明。

さらに、接近する妖星も、どうやら
ホログラムで作成されたものっぽいと
解析結果が出る。

反攻に出るM機関。
ドン・フライを出獄させ、地球防衛軍内のX星人を
血祭りにして、テレビ局に乗り込む。

テレビ局では、菊川怜の姉が事務総長とX星人の
2人にインタビューをしていた。姉の作戦で、
国連事務総長がニセモノだと看破されたと同時に、
ドン・フライらが乗り込み、X星人の死体を
スタジオに投げ込む。

グロテスクな形状に変形した姿が世界中に流され、
みんながX星人の真実を知る。なぜ、日本の1テレビ局
の放送が世界中に流れ、しかも、死体が投げ込まれても
放映続行しているかは不明。

プチ切れたX星人は、穏健派のリーダーを殺害。
「これからは力で地球を征服する!」と宣戦布告。

自分たちを取り囲む数十人のミュータントをテレパシーで洗脳。
同士討ちを命令し、自分たちは瞬間移動でUFOに戻る。

M機関メンバーでも松岡とM機関の隊長だけは無事で、
M機関の隊長は自分一人で部屋に残り、代わりにみんなを逃がす。

1人で数十人の足止めは不可能だと思うですが。

トラックで逃げていると、突然、空中からバイクに乗ったケインが
降ってきて、トラックの天井に着地する。

景色は360度、ただの高速道路。トラックより高いところはない。
どうやって上から降ってきたかは監督だけが知る秘密。

なぜか自分たち以外、車もバイクも存在しない高速道路で
戦う2人。松岡が勝利し、負けただけで特に理由もなく洗脳が解けた
ケインを連れて本部に戻る。

再び、怪獣たちを呼び出し、地球の破壊にいそしむX星人。
「地球を家畜化するのだー!」と言いながら、なぜ地球を破壊するのか
いまいち謎ですが、
そのあたりはノリでカバー。

うう・・・長いな。読んでいる人いるのか、これw
みなさんお気づきですか? ずっと書いていましたけど、
ゴジラという単語が冒頭にちょっと出てきただけという事実に。

ゴジラファンのかた、お喜びください。ようやくゴジラの登場です。
スタートして1時間30近く。長かった。ホントウに長かった。

一機だけ残った轟天号に乗り込み、ドン・フライたちは南極に向かう。
曰く「ゴジラを目覚めさせる! 怪獣どもにゴジラをぶつけて、その
すきにあのUFOを叩く!」

ドン・フライもX機関の司令官も陽動作戦がお好き。

さらにこう続ける。
「勝ち目のない戦いだ。隠れて死ぬか。戦って死ぬかだ」

ドン・フライ。自己陶酔の極み。
作戦立てた人がそんなこと言っちゃダメだろw

その動きを察知し「足止めしてやるぜ~」とか
言って、復活したガイガンをけしかける。
ガイガンが追いつくのは南極間際。遅すぎるだろw

てか、君たち、瞬間移動できるんだから、
そんなメンドウなことしなくてもうわなにをするやめr

で、ゴジラが眠っている氷をたたき割り、ついに
ゴジラ覚醒!!!!!!!

ゴジラ、楽勝でガイガンを倒し、
轟天号を敵と見なして追い掛ける。
轟天号は逃げつつ先導し、敵のいる東京まで
ゴジラを連れてくる。

んあ?
南極から東京?

距離にして13,000km。
ネットで調べると、ゴジラの陸上移動スピードは
50kmらしい。

260時間。11日くらい!?
作中では一日くらいで連れて返っているように
見えるんだけど。気のせいかな?

OK。水辺だとすごく速いと仮定しよう。
水辺の移動時間は合計で1秒だ。

オーストラリアは2000kmらしい。
・・・40時間? 2日近くかかるよ・・・。

とにかく、X星人はゴジラの足止めをしようと、
怪獣を配置する。1匹ずつぶつけて3度撃破され、
ようやく各個撃破の愚に気づいたようで、4度目は
3匹の怪獣を投入!!!! て遅いよ・・・。

・何も活躍しないまま、撃墜される鳥怪獣。
・サッカーボールのように蹴られるアルマジロ怪獣。

もうダメぽ。orz

東京に到着する轟天号。同時に到着するゴジラ。
ゴジラを倒そうとするより、轟天号を落とす努力
したほうが楽じゃないか? とも思うが、X星人に
そのアイディアはない。

あくまでもゴジラを倒すことに執着。なんと
妖星をゴジラに叩きつけようとする!

え? ホログラムじゃなかったの?

ゴジラの放射火炎が妖星を打ち砕き、空中で大爆発。
ゴジラの背後に怪しい怪獣の姿が・・・!
妖星のなかに怪獣がいたみたいw

名前。モンスターX。
て、適当な・・・。

モンスターXと戦うゴジラ。
その隙をついて? UFOに突撃する轟天号。

ぜんぜん気づかれていたようで、
山ほど戦闘機を出して、迎撃するX星人。

なんてーか。
南極くんだりまで行かず、そのままUFOに特攻
したほうがよくなかった?

射程距離に近づき、轟天号はメーザーを発射。
しかし、X星人の超科学力、バリアーの前に
無効化される。

そこで轟天号から一機の戦闘機が飛び立つ。
「借りを返すぜ」ケインが敵陣へ単機突入!

基地内へと潜入して道なりに進むと、
なぜかそこにバリア制御装置が。

完全ご都合主義の力も借り、ケインは装置に特攻。
自分の命と引き替えにバリア装置を破壊する。

今こそメーザーを! と思っていたら、
ドン・フライ、メーザーを完全にお忘れのご様子。
そのままドリルで外壁を破壊し、突入する。

ケイン、犬死。

ようやく突入を果たしたところ、突然X星人が
船内に瞬間移動。一般兵を射殺する。

どうやら本気になった模様。
てか・・・最初からそうしろよ!!!!

松岡やドン・フライの命、絶体絶命!
と思っていたら「そいつらは連れてこい」。
ご都合主義そんな余裕見せちゃダメだってば。

X星人の司令室に連れ込まれる乗組員。
そこで松岡は敵の司令から「お前と俺はカイザーだ」
と衝撃の事実を知らされる。

ミュータントとは、昔、人間とX星人の間に
生まれた子供の子孫で、そのなかには、すべてを
超越した力を持つ生物がまれにうまれるそうな。
それをカイザーと呼ぶらしい。

スーパーサイ○人ですかね?

なぜ、数年前に確認されたミュータントが大昔から
存在するのか謎だけど、そこはノリでカバー。

で、カイザーとして目覚めていなかったから、
少し前の洗脳がきかなかったそうな。

あれ? M機関の隊長は・・・?
ひょっとして、普通の人? 普通の人なのに、
数十人のミュータントを足止めした?
ひょっとして、最強?

答え。
この時点で脚本家の頭からM機関の隊長の名前は
消えていた。間違いない!

「カイザーとして目覚めよ!」と言って
怪しげなビームで松岡を洗脳するX星人。
菊川怜の機転で正気に戻る松岡。

カイザーとして目覚めた? らしく、
X星人のうつ雨のようなビームを片手で止め、
そのまま投げ返す。

マトリックスキターーーーー!!!!
やりたい放題だなw

松岡はX星人の司令とタイマン勝負を挑み、
残りのメンバーを逃がす。追い掛けるX星人たち。

その2人のX星人と戦ったのは、1人途中で残った
ドン・フライ。

日本刀をチャキッと構え、ついに日本刀で戦うか!?
と思っていたら、それを壁に突き刺し、手のひらを
クイクイと挑発。

あなた普通の人ですよ。X星人はミュータント同様の
力を持っているはずですよ。勝てませんよ。ムリですよ。

結果。

楽勝。
ありえねえええええええええええええ!!!!

いや、ドン・フライだし、ありえないことではないか。
いやいや、しかし・・・。

一方、松岡は敵の司令にボコボコにされてしまう。
もう負けるかと思っていたら、脈絡もなく、さらに覚醒。
金色のオーラをまとったスーパーカイザー? になり、
敵の司令を圧倒する。

負けた司令、いきなりバカ笑い。そして、
「死ぬのは俺1人ではなあああああい!」
とUFOの自爆スイッチをいれる。

それで敵の司令官は死ぬのだけど、
君、瞬間移動できるんだから、逃げればいいんじゃないの?

松岡よりも先に戻った乗組員は、松岡の帰還を確認せず、
容赦なくエンジン全開で崩壊するUFOを離脱。
ちなみに、松岡はぎりぎりで乗り込むのに間に合っています。
君、この仕事終わったら離職したほうがいいよ。

バカでプライドが高いだけのX星人を撃破したものの、
ゴジラを眠りにつかせなければ、任務は終わらない。

モンスターXを屠ったゴジラは、轟天号を敵と認識。
放射火炎の一撃で、轟天号を大破させる。

不時着した轟天号から出て、ゴジラを見上げる松岡ら。
そして、日本刀を構えるドン・フライ。

おっさん、日本刀でゴジラと戦う気か!?

そこに軽トラがやってきて、
着ぐるみ感バリバリのミニラ登場。

ついてきた子供と爺さんが町の惨状を見て驚く。
「どうして、ゴジラは町を破壊するの!?」
「人間が大きな炎で地球を傷つけたから怒っているのじゃ」

山に放射火炎吐きまくってたような気がするのですが、
そんなの気のせいですよね^^v

ミニラとゴジラの関係は一切不明ながら、
突然ミニラが巨大化。闘志むき出しのゴジラをなだめることに成功する。
このあたりの経緯も不明ながら、
ゴジラとミニラは一緒に海へと帰っていく。

ご都合主義的感動的結末。
ゴジラは人間たちと和解して帰っていくのでした。
チャンチャン♪

今回で終わりといわず、次回作もぜひ。
ドンフライvsゴジラを。

ポン刀一本でゴジラに挑むドン・フライを見たい。
あんたなら勝てるよ。マジでねw

そんな自分ですが、ゴジラFINAL WARS、けっこう好きだったり。
・・・いや、嫌みでも皮肉でもなく。DVD買っちゃいそうだもんw
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by netnetnet_78 | 2005-01-09 14:57 | 映画感想 | Comments(0)
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